Monday, August 4, 2008

写真に恋をする

今日は、写真展を3つ見に行った。2つは同じ写真家のもの。もう一つはアメリカ帰りの写真家のもの。最初の2つは、風景写真。
前田真三というもう亡くなって10年経っている写真家。この写真家の息子さんの写真にFujifilmで出会い、興味があって見に行きました。

私は風景写真、Natureを撮らないのですが、興味本位と彼の何枚かの写真に惚れたことが今回渋谷、四谷までこの暑い中足を運ばせる原因となりました。
この写真家の写真は2/3はリバーサルフィルムを使った撮影でカラーですが、私の惚れた写真は、カラーでありながら、白と黒しか写っていない写真。でも、今回の写真展にはありませんでした。でも、素敵な言葉に出会いました。

「自然は生きている
刻々と変化する自然を
出合いる瞬間に
最も美しくとらえる
それが私の
風景写真である」

言葉どおり、素敵な写真ばかりでした。
中でも「抒情の海」と名づけられた1981年の京都府宮津市を撮られた写真は、素敵な青色で、それでいて温かく静かな海でした。この写真は、私がユタの砂漠から恋焦がれた海をとてもよく表現しているように思われ、心を奪われた一枚です。

彼のプロフィールの言葉にも、心を動かされます。普通のことを言っているのでしょうけれど、とても忘れがちな一言を、この写真展で目にし、すこし動揺しました。今の私にはこの言葉が必要だったかな?

「考えることは有限だが、感じることは無限だ」

最後の写真展は、スケーターなどストリート系の写真を撮っているNY帰りの若手写真家の写真。そこでも、私は良い出逢いをしました。そして、ある一枚の写真によって、励まされ、そして、新しいことに挑戦する勇気を得ました。

写真を見終わった後、その写真家の方とお話をする機会があり、ここでも、素敵な贈り物をいただきました。写真を撮ることについて、どのように思っ ているか、どのような気持ちで撮っているのでしょう?という質問に、彼は「自分を写す」そう答えました。まさに私の写真に対する考え方と同じで、それを形 にしている彼から勇気とでも言うのでしょうか、何かをいただきました。

そして今日私は、彼の撮った写真の中で今までに一番私が素敵な色だと思う写真を一枚、購入しました。その写真は、なんとも言えない、素敵な夕焼け をバックに彼がジャンプをしている、彼のセルフポートレイト。その写真から、彼が、写真を撮ることがこんなに彼をHappyにしているんだという、 Jumpしているんだけど、静かでとても力強いメッセージを感じさせ、そして、私にカラー写真の魅力を教えてくれる写真でした。

この写真によって、私も、もう少し露出などが安定してきたら、カラー写真に挑戦したいと今は思っています。今までは、カラー写真に興味のなかった私、なぜって、色が難しいから。でも、そんな心配すら吹き飛ばして、「やってみなよ」って言っているような、そんな写真。

もちろん、彼のモノクロの写真もとっても魅力的で、人間を撮れないと思っていた私に、「大丈夫、撮ってごらん」そんな言葉をかけてくれるような、 とても温かい写真でした。彼の写真は、彼がすごく人間が好きでたまらないんだと言うことが写真を見るだけで伝えてくれる、そんな私がほっとする、心地よい 写真でした。

この3つの写真展の後、私は大学時代のアルバイトの先輩の経営する初台にあるスナックに立ち寄り、4,5時間ほど懐かしい時間を過ごし、小田急線の終電に乗り遅れ、成城学園前から6千円ほどかけて、タクり帰宅。

今も、頭がグアングアンしています。でも、この感動は今伝えたい!!
きっと明日この日記を読み直したら、赤面しそう・・・。

まっ、いいか。それぐらい、素敵な日曜日を私は過ごしたって事で!
皆さんにも、私のワクワクとウキウキが伝われば・・・。
久しぶりに写真に恋しました!

久しぶりに歌ったカラオケも、助っ人で知り合いのママさんのスナックを手伝っていたころに(実家はお鮨やですがバーも経営していたので、その関係 でお手伝いしてました)可愛がっていただいたお客様が遠路はるばる、初台くんだりまで足を運んでくれたりして・・・のりに乗ったのは言うまでもありませ ん。

当時働いていたお店の仲間も集まり、ちょっとした同窓会になりました。ただ、残念だったことは、当時のママは引退して名古屋に引っ越しており今回は欠席。

何を歌ったかって・・・。それは・・・・You Tubeで。
ほとんどが、当時にリクエストされて歌っていた曲でした・・・。
中には歌が流行った頃、私まだ小学生!でも、歌っちゃうんだな、これが。
実はこれが、助っ人の理由・・・。(笑)
なんかこういうのっていいよね。