Wednesday, March 23, 2011

諦めずに続けることが大事

今週はスプリングブレイクなのですが、
課題の期限がブレイク後なので、昨夜は仕事の後に大学に行きました。

驚いたことに、この休み中にも関わらず、いるんですね、課題作成している人って。
さすがFine Artsだと思いつつ、自分も頑張らないとなと渇を入れて、
課題のSilk Screen Printの製作作業にとりかかりました。
昨夜は今日のための下準備が主だったので、
それほどの時間がかからず終了。

帰り道、何気なく先週に選考のあった奨学金の詳細をOfficeに見に行きました。
奨学金、Pre-Artの生徒だった去年は全くダメだったので、
今年もダメだろうと思いつつも、来年こそは奨学金をもらえるように頑張ろうと、
今後のためにと応募基準等を確認しに行ったのですが、思いもよらぬことが。

誰もいないOfficeの壁に、
奨学金を受ける学生の名前が発表されていました。

な、なんと、わたしの名前もあるじゃないですか。
FilmやDance、Painting、Printing等の生徒の名前の中に
わたしの名前もある!!!

Fine Artsの学部からの奨学金には入れなかったものの、
個人がやっている、Art学生に設置された奨学金に入れたのです。
学部からの奨学金は1年分が支給されますが、
その他の奨学金はいただける額がいろいろで、
額についての発表はLetter待ち。

うれしいのだけれど、なんだか複雑な気分。

実は今回の奨学金の募集、見送ろうと思っていたんです。
なぜなら、今年は全くと言っていいほど納得のいく作品がなかったのです。
なので、応募の期限の前日に教授から
「ダメもとでも出さないのか」と言われるまでは
本当に出す気はありませんでした。
”ダメでもいいじゃないか”
の一言で、一晩で用意をし、提出。

自分では納得のいかない作品を提出したということが
まだ心のどこかに引っかかって・・・・複雑。
たぶん、今後の作品作りに期待するということなのかな?

奨学金の額は分からないけれど、
その奨学金を使って、印画紙とフィルムを買って、
来年こそは、納得のいく作品が出せるように
作品作りを頑張ろう!
これからも諦めずに、今やれることを精一杯やっていこう!

そうおもった奨学金の発表でした。

Tuesday, March 22, 2011

涙の3月


地震から一週間が過ぎました。

わたしのほうは、ネットのストリーミングが頼りで、時間が許す限りNHKを観ています。
実は静岡に両親が住んでいるので、
静岡に地震があった先週の火曜日の朝(Utah時間)は授業どころではなかったです。
が、中間テスト等があったので、とにかく授業に出るだけ出ました。
しかし、どうしてもPanic Attackが収まらず、その日の午後の仕事を休むことに。
結局、土曜日まで体調不良で欠勤という情けない有様。


久しぶりに出勤すると、わたしを待っていたのは
分厚い白い封筒でした。
同僚の二人が手渡してくれました。

封を開けたとたん、
驚きと感謝と言葉には表せない感情がこみ上げてきて
涙が止まりませんでした。


封筒に入っていたのは、
現金、個人手形(Checks)、そしてメッセージカード。
総額300ドル以上。

カードにはお店のみんなからの励ましの言葉がぎっしりと。
裏にもいくつか書かれていました。

彼らはわたしがずっと仙台の友人の行方を捜していたのを知っていました。
両親のところにもM6.4近くの地震が起こったことを知っていました。
多くの都内の友人が計画停電で大変なことを知っていました。
わたしが、シフトに入る度に1時間分を赤十字に寄付していることを知っていました。
寄付のために、いままでルーズだった買い食いをやめたことも知っていました。
すべてを知っていた彼らは、わたしの知らないうちに、社内で募金をしていてくれたのです。

中には子どもが生まれたばかりの家もあり、シングルマザーもいたり、大学生もいたり、
それでもみんな、それぞれ少しずつ寄付をしてくれたのです。
そして、転勤になって他の店舗に移動になった元同僚からも、メッセージと個人手形が入っていました。それだけじゃありません、以前一緒に働いていた元同僚たちも日曜日にお金を届けてくれました。
そして、店長は今、店舗内でなにか出来ないかを会社に提案中です。


頂いた封筒は沢山のみんなの気持ちでとても温かく、重かったです。
海外にいて、直接は何も出来ないけれど、
少しでも何かの役に立てばと、わたしも含めみんなが思っています。

Pray for Japanのポストカード(写真は青葉城からの仙台市内)を作りました。
写真は5時間で100枚焼いたので、出来としては全然なのですが、
それでも、何かの役に立てばと思い作りました。
とりあえず、今回募金をしてくれた友人達にThank You Cardとして配る予定です。
そして、クラスメートにも募金をお願いしながら配る予定です。
もちろん、行き先はRed Cross/Japan Tsunami Relief。
来週日曜日にはFine ArtsのMusicの人々がコンサートを開いて募金を集めてくれます。

海外からも沢山の人々が日本を応援しています。
そして沢山の人々が日本の、東北の復興を祈っています。

わたし達は町と人々の生活の復興のために、今できることをできるだけやっていきたいと思います。
そして、続けたいと思います。


最後に、
Barnes and Noble Gateway、Sandyの皆さん、本当にありがとう。
一緒に働いた友人達、本当にありがとう。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

Friday, March 18, 2011

今の生活

今回の東北関東大震災で、
現在の自分の生活が、いかに贅沢かを知りました。
周りを見渡せば、無駄、無駄、無駄なものばかり。

絶句です。

今後は無駄なものの購入をせず、
”最小限必要なものに囲まれる生活”を目指します。

そして、”備える”について
もっと真剣に考えていきたい。

海外に出てしまっているため、
日本で何かが起きたときのための
・家族との連絡の取り方
・携帯電話、自宅電話、メールアドレス等の確認
・生年月日等の詳細の確認(特に甥、姪)
・それぞれの友人の情報
・それぞれの家族、親戚等の連絡先の確認
など。

ダレダレになっていた今の生活に
すこし喝をいれて、いろいろ考え直そうと思っています。

Tuesday, March 15, 2011

連絡がつきました。

先日からずっと探していた大学時代の友人の消息が分かりました。
以前に一緒に仕事をしたという方が上司の方と連絡が取れたとのことで
日本時間の15日の朝、その上司の家族の方が無事を確認したとのことです。

とてもありがたいことです。
Person finderにご連絡いただいたウチノ様、ありがとうございました。


あとは、避難している彼らがなんとか食事や暖に困らないように、
今のわたしに出来ることを続けてやっていきたいと思います。

引き続き日本への援助をお願いしたいと思います。

Monday, March 14, 2011

Pray for Japan

3月11日 午後2時46分
東日本大震災

電話で地震のことを知る。
始めはどこで起こったのかが分からず、とにかく日本ですごく大きな地震があったと言われて、
iPhoneで検索。探さなくとも、どの日本の新聞のWebサイトでは特報が出ており、東北だと知る。
両親が静岡市、妹は川崎市、弟は東京23区内にいるので、東海又は関東ではないことを知り少しほっとする。

次の瞬間に夏に再会した友人の顔が浮かぶ。
何人かの他の友人とも連絡が取れず、目の前が真っ暗に。

好きで来たアメリカだけど、こういう時は絶対に日本に帰りたい。
14日、まだ友人とは連絡が取れず。

海外からの電話がなかなか繋がらないので、家族に頼み彼の携帯へコールしてもらうのだけれど、
コール無しですぐに留守電に繋がるとのこと。

グーグルの安否確認には登録済み。
彼の携帯会社のドコモの安否確認も確認済み。
赤十字の安否確認も確認済み。

まだどれにも彼の安否の確認は出来ていない。

安否確認用に彼の情報を入力していてショックだったのは、
彼のこと、ぜんぜん知らないってこと。

海外に出ているからと、手紙は彼の実家の住所で連絡を取っていた。
メールは携帯のメール。電話は携帯。
誕生日、もう思い出せない。

夏に会ったとき、あまりにも懐かしいのといろいろな複雑な気持ちで一杯だったから、
聞かなくちゃって思っていたこと、聞くの忘れた。
そのことに、こういう緊急事態になるまで、気づかなかった。

時間が許す限り、彼の名前、顔を探している。
避難地での被災者の手書きの名簿の写真、避難地の様子の写真、ネットワーク上の被災者探しの欄、わたしがここで出来る限りで探してみる。
インターネットでNHKがLIVEで観れる、とにかく家にいる間はそれをつけてみる。

彼の両親は石巻市に在住なので、もし無事だったとしても、きっと両親を探しに行っているのかも知れない。奥さんは仙台駅近くのデパート勤務だって言っていたから、勤務中だったら大丈夫のはず。
でも、奥さんも宮城県出身だといっていたので、彼女も家族を探しているだろうし。

わたしにはただ待つしかない。

彼の携帯電話の留守電に、弟がメッセージを残してくれた。
後は彼からの連絡を待つのみ。

彼と、彼の家族、彼の奥さん、そして、奥さんの家族、
皆さんが無事であることを心から祈っています。

被災した人々に早く食料や物資が届きますように。
助けを求めている人々に助けが届きますように。
原子炉がこれ以上爆発しませんように。
他のプレートが動きませんように。

妹も弟も節電等でがんばっています。
わたしに出来ることと言えば、
祈ること、赤十字等にお金を送ること、
そんなことしか出来ませんが、
こんなわたしに出来ることを精一杯しようとおもいます。


避難している人は、いったい一日に何食食べられるのだろう。
たったの一食、でも何食も集めたら結構なお金になります。
ちゃんとしたところにお金を送ったら、ちゃんと彼らに届くはず。
それを信じて、少しずつ断食をして祈る。
こんなことしか出来ない自分が空しい。

Pray for Japan
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