Sunday, August 31, 2008

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i Tunesから曲が・・・

i Tunesから曲が・・・消えました・・・・。
ノートパソコンに外付けドライブを接続して曲やビデオなどはすべて外付けドライブに保存しているのですが・・・なぜかすべての曲やらビデオやらがiTunesから消えました・・・。

とりあえず、外付けドライブから曲などを移動中ですが・・・何時間かかることやら・・・。

なぜこんなことが起こるのでしょう・・・・。
かなリ哀しいです・・・・。

Thursday, August 28, 2008

Oh, no......

これは今朝の出来事。
何気なくカメラのいじっていた時のこと、ふと何かがおかしいことに気付きました。
なにかが・・・動かなくっちゃならないものが・・・動いていない????

Oh no....レンズの絞りが動いていないのです・・・。
なんてことでしょう・・・。
なんてことでしょう・・・・・。

Oh my God!!!!!

いつからでしょう??
日本でも使ったレンズなので、一瞬のうちに顔が青ざめていくのが自分でもわかりました。もしかして・・・・日本での旅行中に???

Oh, no......
Oh, no.........

ジャズと酒と、そして私


レビューを書きながら、そして、昔のものを読み返しながら・・・気付いたこと。

Jazzは必ずと言っていいほど、お気に入りのお酒を飲みながら独りで聞いているためか、”お酒と一緒に”と書いている。レビューになっていないじゃないか・・・。

でも、よぉーく読んでみると・・・・微妙に飲み方や飲んでいるときの雰囲気は違うみたいなんだけどね。まっいいか。

で、今日は2番目にお気に入りのお酒を独りで飲みながら、この日記を書いている。
明日の授業は朝8時50分から・・・教室までの所要時間は40分弱、それも電車に乗り遅れなければの話。

まぁ、2,3杯いいかぁ。きっと起きれるよ。
そう言って、結局5杯目を作っている私。意志がよわいなぁ・・・。

Wednesday, August 27, 2008

うんざり、片付け、うわのそら。


今玄関には私の靴が・・・7足並んでいます。
本当は片付けないとならないのに・・・
やる気が起きない・・・。

仕事には履ける靴と履いていってはいけない靴があって、ついつい毎日違う靴を出しては履いて・・・。そして箱に戻すのが面倒でついつい新しい靴を 出しちゃう・・・・。片付けないとそろそろ置き場所に困り始めるのに・・・やる気がおきません。きっと授業がはじまったからだね。

同居人に文句を言われても上の空・・・。
とうとう本日最終通達が渡されました。
「3足以上はここに出したままにしないでください。3足以上ある場合は、24時間以内に処分いたします。」
つまり4足は箱にしまわないと、捨てられてしまうらしい・・・。
どれをかたづけようか・・・。

Monday, August 25, 2008

8月23日のメモより。

今の自分は過去の自分からの開放を求めている。
しかし、どのように開放すればよいのか全くわからない。
で、もがいている。

眼に見えないクリアーなケースのなかで生活してきたという現実にようやく気付く自分がいる。

ケースの外にある、心惹かれるなにかを、本当にこの手で触りたいと心から願ったその瞬間に、私はきっとこのケースを壊すことが出来るのかもしれない。

その時、初めて私は人間を撮りたいと、撮れると思うことが出来る気がする。



何日か考えて、考えが岸辺の波の様に行ったり来たりしながら
数日前に投げたボトルが波に流され、
静かにゆっくりと沖に流されていくことに気付きます

もう少し時間がかかるけど、確実に何かが変わってきている気がするのは確か
自分が思っているほどには進まないけど、
でも、確実に光が見える
その光がどんなに遠くても
自分が見失わないかぎり
自分がめをそらさないかぎり
それはそこにあるのだから

光のほうにむかってゆっくりと
歩いていこうと決めました

また時々暗闇におびえ、
additionalの光をまわりにもとめることがあると思います
そのときは
またかとおもって
どうぞよろしくおねがいします

出来るかぎりがんばるけれど

Sunday, August 24, 2008

アレルギーテスト

今日は・・・仕事に行く前にアレルギーの血液検査をしました。
とりあえず調べてもらうのは・・・・
Timothy Grass
Bermuda Grass
Mountain Cedar
Short Ragweed
Alternaria (mold)
Egg White
House Dust Mite
Milk
Wheat
Cat
とりあえずこれがアメリカでのよくあるアレルギーらしい・・・。
結果は10日後。
どんな結果が出るかな?

Saturday, August 23, 2008

カラオケに行きたい!!

なぜか、今日はカラオケに行きたい気分です・・・。
それも、1987年ぐらい?のスナックがいい。

その頃、私の父はおすし屋の隣にバーを持っていました。
でも、その頃はカラオケが流行っていた頃で、そのバーもカラオケが入り、スナックと化していました。その頃にカウンターでアルコールの入っていないカクテルを飲みながらお客さん達が歌うカラオケをよく聞いていたものです。

だからなのか、私が歌うカラオケは・・・40台から50台の人にうけます(笑)
2年後、まだ日本にカラオケが残っていて、そして私の歌える歌があったら、どなたかご一緒しましょう!私の選曲についてこれる方のみで・・・・。

写真と手紙と、そして私

ある人には、考えすぎなんだと言われた。
理屈じゃないって。
確かに、そう思えるときもある。でも、ブレルんだなぁ・・・。

周りにいる人で、これまた人を撮らない人になぜ人を撮らないのかを聞いてみた。答えは、
「僕は人見知りするし、shyだから、人を撮るのは恥ずかしいんだ」
ただ、そう答えた。納得した。



私にとって、「手紙を書くこと」はすごく時間がかかる。
なぜなら、5,6回は書き直す。
字が間違ったからだとかではなく、字を丁寧に書きたいのと、書いている途中で感情が出てしまい、字が突然綺麗になったり、雑になったりするから。
そして、途中で読み直して思いなおし、選んだ言葉を選びなおしたり・・・で、結局一人に対して何時間もかけて2,3枚の手紙を書く。

その時間は、その人のことだけを考えて書いている。
ラブレターみたいものだな。

写真もそれと同じ。ただパッパッとは私は撮れない。
これが私のスタイルだ。
ジックリその景色や風景を眺めて、いいなと感じたところでカメラのファインダーを覗く。もちろん、私を知っている人は納得しないだろうが、本当はサバサバしているようでサバサバしていない。ここで日記を何ヶ月かにわたって読んできてくれた人にはわかってきたかもしれない。
景色が変わるのを待つんじゃなくって、心が落ち着くのを待つ、そしてシャッターを押す。大体1枚だけ。上手く取れなかったら、次の新しいロールでまた一枚。そんな感じに時間をかける。

でも、本当に直感に任せて行動するときの様に、何も考えず感じず、直感でシャッターを押すことももちろんある。
それも私のスタイルだ。
ただそれだけのこと。





なぜ人を撮りたくないかって?
怖いからだよ。

なぜかって、
ファイダーの向こうの誰かが気付いてしまうのがこわいんだよ。
大人の体の中に子供の私が入っているって
いつかばれるのが。

すごくアンバランス。
だから、写真もアンバランス。
ファインダーを覗いて、人と眼が合うとき
すごくビクビクする。
いつばれるかってね。

そろそろいいかな?
いつかはわかることだしね。
それが強みになることだってある。

開き直っちゃえばいいかぁ。
わがままな自分も
強情な自分も
弱い自分も
強い自分も
すべて
自分

そんな自分で周りの人を撮ってみる。
そしたら、きっと
なにか見つかるかもね。
嫌いだった人が突然好きな人にかわるかも

だって私はまだこどもだからさ
そんな素敵な突然がやってくるかもしれない

Friday, August 22, 2008

人を撮りたくないわけを考えてみる。

そろそろ、このテーマを本気で考えなければならないときが来たようです。
とても親しいお友達に、何度となく言われていたことなのですが。

自分で人物を撮れないと思い、撮らないのだと。

多分そうだと思います。いいえ、そうでしょう。

ポートレイトの課題写真で、私の写真にはその人に対してのあなたの気持ちが良く表れていると、去年のクラスで先生に言われてから、撮っていません。

クラスでは課題に沿った写真を課題が出された日から2週間後に一枚だけを提出し、その写真をクラスメイトと一緒にどう思うかを言いあうのです。

その時、私はあまりにも自分の写真に自信がなく、本当はいけないのだけど、2枚出しました。二人の違う友人を撮ったポートレイトをね。
一人は私が信頼していて大好きな人。そして、もう一人はいつも一緒にいるけど、実はあまり一緒にいても楽しくない人。
先生はズバリ言い当ててしまったのですよ。どちらが私の大好きな信頼できるお友達かをね。

実は怖いのです。自分がその人をどう思っているかをその人に知られるのが。そうそうわからないとは思うのです。でも、感じてしまったら・・・嫌われる?

本当だったら、そんな人間関係は切ってしまえばどんなに気が楽か。
会社の上司でもなければ、同僚でもないんだったら、いっそうのこと切ってしまえばって何度も思った。でも、なぜか出来ない。

なぜ。

人に嫌われたくないんだろうね。

そして、無視されるのが怖いんだよ。

お父さんに学校で何があって、どう思ったか、聞いてほしかった。無視するんじゃなく、殴るんじゃなくってね。

そんなものを私はまだ引きずっているんだろうな。

そんなものをね。
まだ。
34にもなって。



この夏の帰国で、私が撮った人はといえば、甥と姪。
両親でもなく、兄弟でもなく、そして、大好きな大切な友人達でもない。
それも、せかされるようにして
甥に撮らされた何枚かの写真。
でも、一枚だけ、自分から彼らを撮りました。
やっぱりフォーカスは彼らから少しずれているけどね。



この夏、日本から帰ってきて一番感じたこと。

人が好きです。
家族も、兄弟も、日本の友人たちも、ユタの友人たちも、みんな。
電車に乗っていると後ろを向いて、笑いかけてくる子どもも、
自転車どうしですれ違うときに交わす挨拶といっしょの彼らの笑顔も。

だから、
撮るなら丁寧に撮りたい。
好きな人たちならなおさら。


写真は手紙と同じで、どこかに残るでしょう?
捨ててしまわれる場合もあるけど、でも、残る場合のほうが多い。
だから、丁寧に撮りたいと思う。
まるで、手紙を書いているときの様に、
一文字一文字丁寧に、
一言一言丁寧に言葉を選んで。


私にとって、写真はラブレターみたいなものなのかもしれないな。


人が好き。
だったら、ラブレターを書いてみようか。
大好きな彼らの写真を撮ってみようか。

お仕事のお誘い

本日はどうやら昨日の疲れが残ってしまったようだ。
やはり久しぶりの自転車でのお出かけで3時間以上遊んでいたのが良くなかったな。
腰痛対策には早く体重を落とさねばならない。地道にがんばろう。


さて、賭けの件ですが、やはり2名の方が、15ドルずつ勝ったようです。お金の管理はリーダーの一人がやっていたので詳しいことはあまりわかりませんが、私は減10Kgなんてわけのわからない数字に賭けたので、もちろん負けました。(笑)

結果は6週間でー5Kg。とりあえず、まだ保っています。たったの一週間で戻ったなんていったら、こんどこそ母親が飛行機に乗って怒りに来るでしょう・・。


昨日は天気がよく、昼間は日差しが強かったにも関わらす、帽子を被っていくのを忘れてしまいました。なので今日は体調が悪い、自業自得です。

今日もとってもいい天気なので、今日は椅子をもってどこかの日陰で読書もいいなぁ・・昨日のようにどこもかしこもスプリンクラーがまわっていないといい・・。


さて本題です。
今週はお仕事のお誘いをいくつか頂きました。運が向いてきたのでしょうか?それとも時が来たのでしょうか?

まず、本屋。雑誌のリーダーの仕事、これはすぐに断りました。写真を撮ったり、現像する時間がなくなるのと、学校との両立はクリスマスがもうすぐ来ることを考えると無理です。中途半端でリーダーの仕事をすることはできません。


次にネイル。以前美容学校でお世話になったヘアーの先生が、本屋で働いていることを共通の友人から知ったと言って本屋に訪ねてきました。話は、ど うやらサロンを開くらしく、人を探していると。今、何件かの物件を見ているところで、場所が決まれば来年早々オープンするつもりでいるとのこと。
そこで、私にネイリストとして彼女の店にきてほしいと誘われました。これは、うれしい話ですが、考え中としました。金額の話を詰めてからお返事 するとしました。ネイリストでやっていくなら、本屋さんはやめないとならないだろう。どちらが自分に得で、合っているのか、今の私にはわからない。今年一 杯時間をくれると言うのだから、話を詰めてからでも遅くないだろう。


そして写真。小さな劇団の舞台写真もしくは、コマーシャルフォトを頼まれました。どうしよう・・・その人には考えさせてくださいって言って帰って きました。コマーシャルフォトならデジタルのほうが良い、でも今の私はフィルムで撮っている、それも自分の好きな風景を自分の好きなときに好きなだけ。デ ジタルは買う予定があったにしても・・・・フォトショップは手をつけたばかりだし・・・。

無理だろう。人間撮るのは、まだ無理だろう。

とりあえず練習風景を撮ってみて、現像してプリントして、それから考えさせてくれって言ってきた。

確かに、よい練習や経験になる。彼もまだ勉強中だということは承知の上での話しだといってくれているものの・・・うれしい話ではあるものの、少し怖気づいている。本当にいい機会ではあるものの・・・自己満足ではなくて人に見せるものを撮ることは、まだ私には早い気がする。


いつもの”実行力”や”思い切り”は夏休みをとっているようで・・・どうしたらよいのかわからない。
だれかが言った。
「運は突然むいてくる。
 そのときを逃しちゃダメだ。
 それを掴み取り、
 その中でもがき苦しむんだ
 それがいつか
 きみの経験となり実力となる。」
「実行力」から届いた、旅先からの手紙だっただろうか・・・。

Thursday, August 21, 2008

いい天気だ。


うん、今日はいい天気だ。
朝から痛かったおなかもなんとか持ち直したし、
そとはいい天気だ。

仕事も休みだし、
いまからシャワーを浴びて
お日様の下、
芝生に寝転がりながら、
本でも読もうか。
お昼までにはもどるよ。

Wednesday, August 20, 2008

Book worm!!!

最近の私はタイトルどおり、本の虫です。
仕事場では、アメリカのPaperbackと比べて日本の文庫はすごくコンパクトで可愛いらしく、休憩時間に読んでいるといつも読書を中断されます。なので、なかなか進まない。すこしガッカリ・・・。

日本で甥と姪に鍛えられた、早寝早起き。もちろん、早寝は飲んでばかりいたので実行できませんでしたが、早起きはどうやら癖が付いたようで・・・ ユタに戻ってきて1週間、ちゃんと6時ごろには起きています。ユタに戻ってすぐに仕事を再開したので疲れるのか、早寝も出来るようになりつつあります。読 書は、仕事の休みの日と仕事のある日は朝の電車と帰りの電車の中、そして、寝る前の30分。なんだか、中学生高校生だった頃を思い出します。あのころから Jazzを聞きながら本を読むのが好きでした。大人になった今は・・・Jazzを聞きながら本を読みながらジンを飲むって感じ。

さっきいつものボンベイが空になりました。明日、調達に行ってまいります。
ユタなので、州が経営するリカーショップに出向かねば、ハードリカーは手に入れることが出来ません。本当に厄介な州です。(なぜ住んでいるのかは・・・知りたい人はメッセージをください。お答えします)写真を撮れたら撮ってきます。おたのしみにぃ~。

とりあえず、2日に一冊のペースで、クラスが始まる25日まで本の虫でいようと思います。今夜からピンボールを再読はじめました。明日には終ってしまいそう。そしたら、また一冊三島でも挟もうと思っています。

日本から送っている15KGの船便が早く届くといいなぁ・・・。あれには周作もはいっています!

Tuesday, August 19, 2008

今月の言葉?!

「馴れ

馴れるな
馴れるな
一生馴れるな
馴れると
感動がなくなってしまう
感動がなくなったら
人生はおしまいだ

馴れほどこわいものはない
いつも初めて
いつも初心

何回同じことをやっても
今日が初めて
初めてだから
緊張で身体がふるえる
ふるえていいのだ
初心だからふるえるのが
当たり前なのだ」

「一生勉強 一生青春」

マイミクさんにメッセージを送って、今の自分にもぴったりと思い、今月(残りわずかだが)の言葉?テーマにしようとおもう。
相変わらず良い言葉だ。

あっ

今日から崖の上のポニョが公開だ・・・・
行かねば・・・。

Monday, August 18, 2008

夏は終る?!

まだまだ日本は暑いのでしょうね・・・。
先週の日本は日陰に立っているだけでも汗が流れ落ちるぐらいだった。

それに引き換え、ユタは・・・・・朝夕は肌寒く、長袖のパジャマを着ています。
セントラルヒーティングなのですが、もう冷房が要らないんじゃないかな?外にいて汗ばむことはあっても、汗をかくという感じは全くないです。すごく涼しい。

でも、あの猛暑が懐かしくて仕方がないのはなぜでしょうね・・・。

もうすぐこちらに戻って一週間になります。「先週の今頃は・・・」のフレーズがいえなくなりつつあります。なんだか寂しいです。

ユタのお友達は、「日本から帰ってきたんだね!」と電話をくれたり、会いに着てくれたりしますが・・・私は最近こう答えます。
「うん、体だけ。どうやら頭とこころの半分は置いてきちゃったみたいだよ。」
感の良いお友達は私の言いたい事をわかってくれるようで。
「2年後ちゃんと取りにもどろうね。今もっている方と交換してくるでもいいよ。2年後戻らないとね」
そういってくれます。日本より数は少ないけれど、ここにも確実に私の大切な友達はいる、そう思った日曜日でした。

Sunday, August 17, 2008

カメラのこと

自分の撮ったモノクロフィルム、だんだん露出が安定してきているのは確か。でも、カメラが3個でカメラそれぞれの特徴まで把握していないからカメラが変わるとガクッと安定度が落ちる。

カメラってパートナーなんだよね。自分の眼と一緒。だから、人間と一緒で癖とかしぐさとかちゃんとわかってあげたいな。そして、カメラ同士が、ヤキモチ妬かない様に、それぞれのカメラに特徴を持たせてもいいかな?なんて。

日本から戻って、私を待っていたのはBessaR2。持ってみたらすごく軽いの。日本では思いCanonFTbnを一生懸命に持ち歩いていたから、すごく驚いた。

実は小さい頃からやっていた体操/新体操の後遺症か、右手首を高校2年生の冬、TFCC損傷で内視鏡を用いた手術(切開手術)とやらをしたために、握力は15もない。重いカメラを持つのは、歳もあって手首はそろそろ限界。

ということは、重量の軽いBessaがこれから私の毎日のお供になるわけだ。きっとCanonちゃんはヤキモチをやくんだろうな。でも、ちゃんと使ってあげるからね。きっと新しい恋人出現に私のカメラたちは大慌てなんだろうな。
NikomatもCanonちゃんより重いから月に1度触るか触らないかだしね・・・。AF付いているPentaxは軽くていい感じだけど、 Microはそんなに撮る必要がないからこれまた出番は少ない。でも、せっかく彼らは生きているんだから、ちゃんと使ってあげたいよね。性格ももっと把握 してさ。

そんなことを考える土曜日の朝でした。

8月3日 前田真三作品展 JCIIにて

この日は写真展三昧。
朝から、渋谷そして半蔵門。でも同じ写真家のものだから混乱したりはしない。
JCIIで開催されていた前田真三氏の作品展は「日々の風景」というモノクロの写真展でした。1958~1987ぐらいまでのスナップ写真が主。

やはり、カラーの時と同じで、静か。Calm downって感じ。そして、今回は人がとられている。これがあたたかい。ポカポカって感じじゃなくって、ジーンとあたたかい。なんだかパパが写真撮るとこうなるよね?って感じ。

やはり、モノクロを沢山撮ってからカラーに転向した人の写真ってなんだか違う。今回はFujiでカラー写真に出合って・・・真三氏の写真を巻き戻しのように見ているわけだけど、モノクロがちゃんと撮れているから、カラーも撮れるんだなっておもった。

モノクロのフィルムって、色のデータがカラーに比べて少ない。だから、白から黒の間の色で、赤も緑も黄色も表現しなきゃならない。露出がちゃんと してなければすごく難しいよね。露出が出来て、はじめて自分のスタイルってのをもてるんだよね?そんなことを感じさせる作品展だった。

「縁側の金魚釣り」世田谷 1958
タイトルどおり子供が縁側でブリキのおもちゃの魚釣りしているの、きっと息子の晃さんなのかな?子供の顔がすごく優しいの。子供ってカメラを向け たらすぐ撮ってぇ~ってところがあるから、すばやくシャッターを押さないとああいうすごく自然な顔は撮れないよね?それだけじゃない、この写真には子供へ の愛情とそして縁側のヌクヌク感がすごくわかる。いいねぇ。将来自分に子供が出来たら、こんな写真を撮ることが出来るのだろうか。

この作品展の案内葉書の写真、
何処の町なのかわからないけど、男の子が夜の街頭の下に傘を差してたっている。
なんでもない写真、一見寂しそうにも見えるが、モノクロのトーンがそう思わせるのか、その誰かを待っている少年は、きっと父を待っているのだろう と思う。そして、その少年は寂しそうではない。きっと、彼には待っているその誰かが必ず来ると知っているんだろうな。なんか、忠犬ハチ公だっけ?上野の西 郷さんの犬だっけ?きっと来るって確信して待っている、そういう一種の愛なんだろうな、そんなのが、ヒシヒシと感じるよ。家族っていいね。

Saturday, August 16, 2008

友人→写真→友人→写真→友

帰国のメモを整理し始めたら、ある法則が見えた。
友人→写真→友人→写真→友人

帰国中ずっと好きなものに囲まれていた幸せに気付く。
そんな中で見た写真展だったりすれば、やっぱり気持ちはすごくほぐれていて、素直な気持ちで先入観ほとんどなくみれたんじゃないかな?

8月3日 前田真三写真展 渋谷東急本店

FujiFilmで前田真三氏の息子さんである晃氏と少し話をして、真三氏のモノクロをもっと見てみたいと話したところ、招待そして紹介された写真展のうちの一つ。

「薄雪煙る」 1978 八王子
細かい雪が空を覆っておりグレーに近い白。まだ土に近いところはあたりの風景が薄っすらと見えどうやら視界が利く。人生の中にも、こんな一瞬があるなぁと思った一枚。

「抒情の海」 1981 京都府宮津市
全体が蒼い。少しくすんだ蒼ではあるが、全体が蒼い。
なぜか蒼であるにもかかわらず、温かさを感じる。そして、静かだ。このような温かい青を私はどこかで見たことがあったが・・・思い出せない。

前田真三氏のことば

「考えることは有限だが、感じることは無限だ」

感じることは無限だから、いつも同じ場所の写真を撮っても違う写真が撮れる。そして、何も語る必要がない。考えずに撮る。感じて撮るって大事だね。


「自然は生きている
刻々と変化する自然を
出合いいる瞬間に
最もを美しくとらえる
それが私の風景写真である」

その言葉どおり、彼の写真は美しかった。

写真展の人と話をしたら、彼は写真を撮るときシャッターチャンスを待つことはなかったという。立ち止まりパシャ、テクテクテク、パシャそんな感じだったらしい。うーん、そういう人もいるんだなぁと思っていたら、真三氏のコメントに

「自然を言うものをすっかり知って友達にしてしまうと
いまどこへ行ったらいい写真がとれるか
極端にいうと”匂い”でわかる
自然が呼ぶのだ」

というものがあった。なるほど。友達になるのかぁ。
私はまだまだ知り合いにもなれそうもない。
せっかくユタに住んでいるのにね、残念だ。

7月13日 FujiFilm Square  前田真三・晃 写真展

FujiFilm Squareで7月11日から17日まで行われていた前田真三、前田晃 写真展。たまたま、偶然に開催されていたわけで・・・その日まで名前も知らなかった・・・。真三氏は晃氏の父。彼らは風景写真を撮っています。それも、自然・・・・。

私にとってもは人間を撮る次に苦手。旅行中にパシャパシャと撮ることは出来ても、自然自体にあまりにも圧倒されてしまっていざ風景を撮ろうとすると体が構えてしまい、上手くシャッターが押せない・・・。変な知識が付いてしまったらしく、素直に撮れない。

前田真三氏の撮った写真の中で、Microを使って撮っていた、雪の中の枝らしきものが一番印象に残った。全体的に感じるのは静けさ。どんなに鮮 明な色を出しても、静けさを感じる。今まで見た写真とは少し毛並みが違って、面白かった。あんな写真を撮るには、心もすごく静かにゆったりと落ち着いてい ないと難しいのだろうと思った。

真三氏の息子の晃氏の写真は、父親の写真とは何となく似ているものの、すごく違うなぁと思ったのは、力強さや躍動感。たまたまその写真展に出ていた写真がそういうものだったのか。。。

8月6日 奈良市写真美術館にて








入江泰由記念 奈良市写真美術館
奈良市出身の写真家である入江氏を記念して建てられた写真美術館でした。美術館のドアを開けて、階段を下りると美術館は地下に広がっていました。 どうやら、近所が普通の住宅地なのを考慮して、外見からは平屋建てのように見えるようにしてあるようです。私が見たのは来月9月28日まで開催されている 大和の道という展示。どうやら、テーマに沿って、入江氏の作品の中から40点を選び展示するようです。

今回展示されているカラー写真40点のうち半数以上が縦で撮られていました。そして、どうやら彼は霧や靄を好むようで道の写真の半数以上に霧がかかっていたりしました。

気に入った「蒼古の色濃き玄賓庵への道」と言う写真は、霧や靄のなかに見える木々や枝もとてもくっきりと輪郭がわかるように撮られており、不思議 な感じがします。霧、靄の中へ引き込まれそうな感覚もありながら、その中で見える木の存在ははっきりと感じる・・・。力強い感じがします。奥へ続く道が霧 のせいか少し濡れていて、そこにも存在感を感じる。それぞれが微妙に調和している。興味深い写真でした。

「二上山への道」
全体に色はすごく寂しげなのですが、遠くに見える山々が薄っすらと見え、上手く色がグラデーションになっており、優しく感じます。写真の真ん中の 道の上に立ついっ本の木が他のものに比べて色が黒く濃いので、その木の存在を無視できません。が、その木と同じ高さのススキが道両サイドの茂っており、こ れもまた微妙な感覚。

微妙さに惚れました。
ウェブサイトに行くとオレンジピンク色の写真が出てきます。それが、「二上山への道」です。どうやら私が行った興福寺の燈花会(とうかえ)と同じものが写真美術館の前でも行われたようですね!燈花会は初めての経験でしたが、2年後もまた見たいなぁと思うぐらい素敵でした。

旅行メモ






旅行に行くといつも取らないメモを取る。
そろそろなにかノートを買わないと・・・。

今回バックに入る掌の大きさのメモを持って帰国したが、小さすぎたのか持ち歩くのを忘れてしまったことが多く、パンフレットやレシートの裏やいたるところにメモが散乱している。

PDAなども考えたが、やっぱり字を書きたいな。そのときの字体でその気分がわかるから、メモは紙にペンで書きたい。

可愛いノートにはしるか、素敵な革製の日記帳にはしるか・・・・。

写真1枚目は日本で使ったメモ。まだ半分残っているので、少しずつ、走り書きしたメモを書き写すかしたいなぁ。
写真2枚目は新しく買ってしまった可愛いノート、そして革製ノート。どっちがいいでしょう?

8月9日 Joji写真展にて。メモ3

夜を思うとき
私の中の何かがなつかしい思い出がモノクロでよみがえる
今となってはその思い出がいつの事だったのか、
どこなのか思い出すことはできない

歳を重ねるごとに
その思い出はすこしずつ黒く塗りつぶされてゆく
その思い出が一体いつの思い出なのか
今はもうわからない

黒く塗りつぶされて
いつか私はその思い出を
思い出すことはないだろう

心のどこか奥深いところに沈んで
わたしにはもうみることができない
それが
よい思い出なのかもしれない

http://www.jojiphoto.com/

8月9日 Joji写真展にて。メモ2

友と過ごした遠い時は
夕焼けをみるように
すこしせつなくて
とてもきれい

いつまでも変わらずにと
思えばおもうほど
せつなくて

時がたつにつれて
その思い出は
夕焼けのように
あかくあかく
わたしのこころに残る

そして時がたつにつれて
友の顔はおぼろげになり
いつか思い出せない

夕焼けは
あかくあかく
あの思い出を染め上げる

いつからだろう
友の顔が
やわらかいグレーにかわり
そして影となり

友と過ごした時はいつの間にか
あかい夕暮れと
友のいくつかの影があつまり
やがて一枚の写真となる

http://www.jojiphoto.com/

8月9日 Joji写真展にて。メモ

その写真を見るとね、
空は青くて、時には赤くって、
そして時には白くってって、
あたりまえのことを考えるんだよ。

向こうのほうに光がみえて
あれはきっと朝日だろうな。

終わりもいいけど始まりはやっぱりいい。
別れより出逢いがいいよね。

私達の人生(みち)は
あんな背の高いビルで覆われているかもしれない。
でも
上を見上げてごらん。
ほら、空があるよ。
いつもどこでも変わらない
空がある。

空がいつもそこにあるかぎり
私達はずっと歩いていく
人生(みち)がどんなに暗くて殺伐としていても
空があるかぎり


あの写真もよかったなぁ・・。皆に見せられるといいのに・・。
2日にわたって見た彼の写真展、トータル4つの作品がすごく私は気に入りました
。3つはもちろん、モノクロの作品、そして1つはカラー。このメモは縦の写真に両サイドにNYのビルディングが聳え立っている。その間からみえる 空、その先にはきっと朝日。すごくいい感じでした。きっと焼き方によってはその写真の雰囲気は大きく変わると思う。でも、その飾ってあった写真は、すごく いい感じでした。
http://www.jojiphoto.com/

Thursday, August 14, 2008

8月11日 相田みつをとわたし メモ2

「一番大事なことに一番大事ないのちをかける」

私の”一番大事なこと”ってなんだろうなぁ。今度、またこの美術館を訪れるまでに答えが出せるといい。



「いまから ここから
あしたは当てにならぬから」

明日でなくいま始める、これって大事。明日は明日の風がふく、今日は今日の風を感じて生きていく。それが今を生きるって事なのかも。


「納得 1960
自分の心のどん底が納得しているか
どうか そこが 大事」

同じネガから写真を選ぶとき、いつも心に問う。心のどん底に問うているか、気になるところ。


「無手負け流
捨身とは何もほしがらぬことである
勝ち負けを捨てることである」

何もほしがらない、勝ち負けを捨てる、今の私には難しいなぁ。でも、大好きな写真だけはこの流派に習いたいもの。
写真、
私にとっては”自分を写しだすもの”、それと同時に”あこがれ”そして”理想”
つまり写真は私にとって、”自分を写し出すだけでなく、自分の心の動きを写し込むもの”なんだな。

8月10日 相田みつを美術館にてメモ

「肥料

あのときの あの苦しみも
あのときの あの悲しみも
みんな 肥料に なったんだなぁ
じぶんが自分になるための」

父から受けた体罰も、今になれば私の一部。当時は苦しかったし、悲しかったし、恨んだし。でも、今思えば、”肥料”なのかも。もしあのときがなかったら、じぶんは今の自分ではないだろうなぁ。
今を大事に過ごす、それはすごく大事。その”今”はいつかは肥料となって自分になる。”今”を大事に生きること、これって自分を大事にすることと同じなんだなぁ。
簡単なことなのに、気付くまでにずいぶん時間がかかったなぁ。
簡単がいちばん難しい。

仕事、すっぽかす

まさか渡米した翌日から仕事が入っているとは知らず、ネイルのお得意様のかかとの角質落としを必死にやっていると、電話がなりました。が、出れませんでした。

お客さんが帰り、ネイルの片付けが終った後、留守電を聞いてみると・・・・
「今日、2時半から仕事でしたが・・・・・知ってました?あれ?もしかしたら、担当マネージャーが連絡するのを忘れてしまった?まぁ、今日は大丈 夫、休んでいいですよ。とにかくこれからのスケジュールのこともあるので連絡をください!それから、おかえりぃ~。さびしかったよぉ~!!」
だそうです。
時間はとっくに6時を回っている。
電話よりも仕事場に行って今日の事情を話したほうがいいなぁと思い、ついでに今週と来週のスケジュール見てくることにしました。

とりあえず、主要メンバーは変わりなくいるようで安心。ただ、すごく働き者のマネージメントが一人転勤になり、良くしゃべる男性が変わりに転勤してきていました。まぁ、ゆっくり彼については観察するとして、とにかく、大ショック。お土産、転勤先に届けに行かねば。

結局、私は今日の仕事をすっぽかし、明日は11時から仕事。金曜日も働き、土曜日が休み、そして来週は日曜日から通常どおりに働くことになりそうです・・・。厳しいなぁ。

まぁ、仕事がないよりはいいので、ありがたく働かさせてもらうことにします。それにしても、渡米した翌日仕事ってぇ・・・もしかして、彼ら私が日本に帰ったって事、忘れているのかな???

無事渡米

なんとか帰ってきました。

帰国日前日に1日かけて、お土産やら何やら持ち帰るものと格闘し、結局、帰るときのほうが荷物多いし・・・・。マイミクのCafe。さんの予言どおり・・。

今回は国際線の飛行が先なので預けられる一つの荷物の最大の重さが32Kgまででした。国内線は23Kgまでなので、日本に帰った時、預けた2つの荷物が30Kg強だったので、もちろん超過料金を払いました。

今回は通常の預け荷物2つ各30Kgと機内持ち込み荷物20Kg、そして、SAL便で郵便局から6Kgの荷物を1万円弱払い送り、それ以外に預け 荷物からあぶれた半分の本15Kgは後日、妹の北海道帰郷を終えてから船便で送付の予定・・・。合わせて101Kg?若い細身のお相撲さんを一人持ち帰 るって事ですね・・・。あっ、体重は5Kgぐらい日本において帰ったので、トータルは96Kgってことで。

すごいことになりました・・・・・。帰ってから荷物をあけてみたら、本や雑誌ばっかり・・。重いわけだ。これから片付けと整理に追われます。

そして、夕方には、6週間も放っておいたネイルのお得意様がいらっしゃいます。(かなりのご立腹でした)

今週一杯は少し休むとして、来週から仕事、そして再来週から大学です。

現実にとうとう戻ってしまいました。がっかり。

Wednesday, August 13, 2008

4年ぶりの帰国を終えました。

4年ぶりの帰国を終えました。
久しぶりに会った古くからの友人から、ここで出会った新しい友人に現実に会ったりして、彼らからは4年間自分の中で失いそうだった”何か”に気付かされたり、新しい”何か”をもらったりしました。
いつもの窓から見えるいつもの風景が、日本に6週間戻ったことにより、少し違って見えます。きっと6週間前の自分と今の自分がすこし変化しているのだろうと思います。そして、日本での6週間で”自分で変化を生み出す”ことの大事さを思い出させられました。
結果として、やっとHomepageの作成に手をつけ、そのHomepageと連結させるblogを作り始め,そしてWeb Developerの友人とHome pageのデザインを詰めながら、現在Galallyが途中まで完成しました。
この清々しい、そして心躍るような感覚を次回帰国するまでの2年間持続できたらと思います。

Tuesday, August 12, 2008

8月9日 新宿にて


昼過ぎに東京駅で親友と待ち合わせをし、一緒に昼食をとりコーヒーを飲んだ。
彼女は大学からの親友で、かれこれ15年以上の付き合いになる。あと数年で人生の半分以上を彼女と過ごしたことになる。そんな話や昔話などをしな がら、次回会うときは、大学のメンバーで先輩達も集めて飲もうと言うことになった。企画はきっと彼女がするだろう。すごく楽しみだ。

夏休みで帰省する彼女を東京駅で送り出した後、相田みつを美術館に足を運んだ。

美術館に着いたのは4時を少し過ぎたところ。閉館まで1時間と少し、やはり読み通り半分ほどしか見れなかった。そのあと、信濃町に足を運び、先日購入した写真を受け取りにいった。

とても感動したのは、購入したあの日、私が彼に話した
「写真それぞれ、一枚一枚が全く違った表情を持っている」
と話したことを覚えていてくれて、彼は何枚かその写真の写真を撮った後、いきなり壁にかかっていた、私が恋に落ちたその写真そのものを渡してくれた。
その時、私はやっぱり彼の写真を買ってよかったと思った。写真に対する思いがどこか似ているところがあるのだと感じたから。だからとても惹かれたのかもしれない。

その写真を受け取った後、もう一人友人に会い、そして居酒屋で一杯。たしかその友人と新宿で別れたのは9時半を過ぎたころ。隠れ家に寄ろうかと 思ったが、気分がとてもよかったし、大切な写真も持っていたので帰宅することにし、小田急線に向かったルンルンで歩いていたところを、見知らぬ人に呼び止 められた。

(もしかして、私なにか落としたかな?)と思い、聞いていたiPodをとめその人の言葉に耳を傾けると・・・どうやら人違いでも、落し物でもな く、とっさに声を掛けてしまったらしい。始めの彼の一言が、「なんだか不思議な感じの人だなぁと思って、失礼だとは思ったのですが、声を掛けてしまいまし た。」と・・・。

実家が客商売だから、私も接客業を長くやっているからか、大抵の人は眼を見れば変な人かどうか位はわかる。その人の眼は、キラキラした好奇心一杯の眼だった。安心して、私はその人と一時間以上立ち話をしてしまった。どうやら彼が言うには、私はいい顔をしていたらしい。

わかる人にはわかるものなんだなぁ・・・。
私にとってその日はとても充実した心地よい日だったのだ。1日のうちで2人の友人に会うことができ、写真を手に入れ、良い言葉を心に感じ・・・。 それが、オーラとしてにじみ出ていたのかは不明だが、その人の眼にはとても感じよく映ったのだろう。久しぶりに私にとって”自然な”人との出会いだった。

8月10日 酒に楽しく飲まれる



明日は渡米だと言うのに、二日酔いです。ちゃんとご飯食べてから飲んだけど、悪酔いしました・・・トホホ・・・・。

昨日、日曜日は、まだ全く手をつけていない荷物の山から逃げるように、妹宅を1時ごろ出て土曜日に見終われなかった「相田みつを美術館」に行きました。現在展示中の作品にすべて目を通すことが出来てとても満足!

お土産のリクエストのHard Rock CafeのPinを買いに上野に行った後、新宿へ。念願の大戸やでご飯を食べ(まだあってよかったぁ。。。)、そして、今回の帰国では最後になるので、隠れ家にご挨拶に。ちょっとのつもりで3杯飲んでしまいました。

それだけなら、よかったのですがここからの出来事が、マイミクさんたちにメールを送ることになるのです。


独りで隠れ家に入り、2代目と目で挨拶をしてカウンターに着く。左隣には白人のすごく酔った人が2人。なにやら、店員の女の子相手に超フレンド リーだが、女の子は迷惑そうで・・・。テーブルも空いているから、そちらに移るかと聞かれたけどその日の私の気分はあまりよくなかったので、大して気にな らないから大丈夫と答えた。私が2代目と少し会話を交わし、いつものを飲んでいた。

すると、酔っ払いの白人の歳の方が私に何か質問する。少し会話を交わしながら私が2杯目を飲み始めた頃、年配のほうがトイレにたった。彼がトイレ に行っている間に、若い方が店をでた。トイレから帰った年配のほうが、自分の相棒は何処言ったと私に聞くが、私は全くわからないと答える。すると、その年 配の人は、私愚痴をこぼし始める。

彼の愚痴を聞きながら、20分ほど経った。私は3杯目を飲み始めていた。若い方はアイスクリームを片手に店に戻ってきた。年配の方が本当にほっと した様子で、若い相棒を冗談を交えて叱咤している。すると年配の方が私に名前を聞き、私達は始めて自己紹介をする。店に入ってかれこれ2時間ぐらい経った ころだった。

年配の方はJasonで38歳カナダ人、若い方はKurtで26歳ノルウェー人。一緒に心配してくれたお礼だと言い、Jasonが私にスクリュー ドライバーをご馳走してくれた。それから、私達はかれこれ1時間半ほど隠れ家でのみ、Jasonは私に3杯ほど酒をおごり一緒に隠れ家をでる。その頃には 私の心もリラックスしJasonやKurtと一緒になって笑えるようになり、もう一軒3人で飲みに行くことになった。

隠れ家で話した故郷のことや、仕事のこと、今の生活のことなどを話したお陰で、よくいる海外旅行者のあわよくば・・・ではないことがわかった。そ してJasonがどうしてもお礼がしたいというので、次のところで飲むことを承知した。彼らが全く日本語を理解していないことも少しは心配ではあった。そ して、何よりも彼らと話していることがとても楽しく、またしばらく帰れない日本の最後の夜を楽しい気持ちで過ごしたかったこともあった。

Jasonが途中でCowboy Barを見つけたので、どうしてもそこに入ってみたいというたっての願いもあり、彼らの3件目そして私の2件目は新宿3丁目のとあるスナック。外は激しい 雨が降っていた。3人でスラングなどを言いながらびしょぬれになりながら雨の中を歩いた。久しぶりにビチョビチョに濡れました。Tシャツもスカートもバッ グも持っていたパスポートも・・・。

途中でKurtはビジネスマンから千円でビニール傘を買い取り、余裕の笑顔。ずぶぬれになっている30台の私達を楽しそうに眺めていました。

スナックで2杯スコッチをダブルで飲み、11時過ぎに店をでて新宿駅で二人と別れました。お互いにe-mailを交換し、別れを惜しみました。彼 らは、私が日本を発つ明日、横浜港に入港するとの事でした。どうやら政府の船に乗っている人たちだそうで、始めは軍かな?と思ったりもしましたが、よくよ く聞いてみるとどこかの政府の船に乗っている人たちでした・・・・。

妹宅の最寄り駅に着いたのは12時過ぎ。駅から妹宅までタクシーには乗れず、気分が悪いのをガマンしながら千鳥足で妹宅にやっとのことで帰宅。もちろん、今朝は二日酔い。

土曜の夜中から体調を崩し、精神的にもすこし沈んでいたこともあって、たったの8杯で気分が悪くなり翌日二日酔いとは・・・歳をとりました。

初対面で本当にいろいろな話をし、そして彼らはいろいろな国の話をしてくれました。新宿での最後の夜は、JasonとKurtによって本当に楽し い夜になりました。いつかまた、どこかの国でばったりと会えるといいなぁと言っていたKurtの言葉、本当に叶うといいなぁ。次回はイタリアなんていいよ ね!

写真撮って見たものの、設定を変えることをわすれていたよ。ぶれているけどあの夜の出来事は、まさにこんな感じ。3人とも結構飲んでいたから、Kurtの写真もきっとぶれているんじゃないかな。沢山笑った夜だった。いい締めになったよ。

Sunday, August 10, 2008

いのちの根

いのちの根       相田みつを

なみだをこらえて
かなしみにたえるとき
ぐちをいわずに
くるしみをたえるとき
いいわけをしないで
だまって批評にたえるとき
いかりをおさえて
じっと屈辱にたえるとき
あなたの眼のいろが
ふかくなり
いのちの根が
ふかくなる

ごめんなさい。
わたしの眼のいろはあまりにもうすく、そしてあさい。
今は、いいわけをしてしまう。
いのちの根がふかくなることよりも、なにかを失うことがこわいから。

昨日までの自分を否定し
今日の自分に生きる
今 新たに生まれ変る

相田みつを美術館でみた、不の意味でした。
般若心経には不と言う字があまりにも多い。気付いていはいたけれど、なぜかなんて今までに一度も考えたことがありませんでした。
考えるときが来たようです。

一晩寝たら、すこし落ち着きました。
朝から喘息と腹痛であまり調子は良くないけれど、昨日見れなかった残り半分の相田みつをさんの作品を観に出かけます。

彼の作品を読んでいると、心が落ち着きます。そして、温かいものがどこからかこみ上げてきて、私を包んでくれます。そして、頑張れ!という言葉がどこからか聞こえるのです。元気をもらいに行って来ます。

Saturday, August 9, 2008

コメントについて

本日無事に関東圏に戻りましたが、妹宅にはもどらず、大学の先輩のお呼びで夕食に。そのため、大きな荷物を新百合ヶ丘駅のコインロッカーに入れ、お食事に。

そんなこんなで、今旅行の荷物の整理をはじめたところ。
旅行中に書いたメモが見つかり、それを記念に日記にアップしました。コメントすごくしたいのですが、関東圏に戻ったら、いきなり喘息アタック・・・。あす、コメントします。させてください!!それから、メッセージのお返事も明日いたします。

今日はもう寝ます。明日は洗濯日和になるといいな。
あっ、でも、明日はあすで最後のランチを親友の女友達と、そして、そのあと行きたかった美術館に。そして5時には先日購入した写真を受け取りに。
明日もまたまた、息をつく暇もなく東京の街を歩きます。でも今夜は、ガーリックのお店で夕食を頂きました。だから、スタミナは補給済み!
明日、Mixiでお会いいたしましょう。

あと残り3日半。

旅先にて 8月7日 別れ

友人が大切だということを時々忘れることがある。いつも一緒にいればなおさら。でも、いつ会えるかわからないとなると、いとおしくて私の心は、なにか自分 のコントロールできないものに押しつぶされているんじゃないかと思うぐらいせつなく、そしてさびしい。その時初めて、彼らが私にとって、とてもかけがえの ない人だったと気づく。

8月7日 夜 京都駅にて

新幹線に乗り思い出す。
私がまだ日本で社会人をしていた時のこと。たしか1997年の秋ごろから翌年の春ごろまで、私は当時の彼に会いに月に2度は金曜の夜に最終のぞみ に飛び乗り京都へ、そして日曜の夜に東京行きののぞみに乗り・・・。その頃の帰る新幹線の中でいつも感じた、あの気持ちをおもいだす。やりきれないという より、言葉に表せないなにか静かに重くそして暗い、あの気持ち。

あれから11年。当時の彼を懐かしく思うだけでなく、当時の彼に対して感じていたあの”何か”がよみがえる。京都の彼だけでなく、その何かを持ち 合わせていた人が過去に何人かいた。彼らを今も好きだと言っているのではなく、当時の彼らがいつも用意していた”何か”を懐かしく思うだけのこと。その” 何か”は、私のためだけに用意されたものであって、目に見えなくて言葉にもならない、そんな”何か”を彼らはいつももっていた。それが何だったのかは今で もわからないけれど、

私を見送る彼らをみて、彼らもあの”何か”を持っていたと知る。今いる、今あるこの状況がもし現実でなかったらどんなに良いだろうと後悔の気持ちで一杯になった。これから何処にあの”何か”を求めればよいのだろう?これは現実なのだろうか?

それを確かめるかのように私はまずい煙草を何本も吸いつづける。自分がここにいることをたしかめるかのように。そしていつしか、これがさびしさという感情であることに気付き、私はうろたえる。

旅先にて 8月6日 車窓

窓の外を見ると、とても大きな工場が見える。そして、その工場の周りには本当に数え切れないぐらいの車が止めてある。きっと工場で働いている人達の車なのだろう。

私以外の世界では、皆仕事をしているのだ。不思議な感じだった。
私は何かを忘れてしまっているのではないか、とても大切な何かを忘れてしまっているようなそんな不安に駆られる。

ふと足元をみれば、着替えと歯ブラシとカメラとそして切符が入ったバッグ。
そして、我にかえる。

そうだ、私は旅をしているのだった。そう思い出し、シートに座りなおす。

今は忘れよう、今はただ、今ここにしかない、今出来ることだけに神経を集中させ、今を楽しむのだと、自分にいいきかす。

Friday, August 8, 2008

旅先より お礼


2,3日一人旅に出ました。
ほとんど、行き当たりばったりに近く、旅先であった古くからの友人は、そんな私でも温かく迎え入れそして、もてなしてくれました。

そういう友人達に逢うことによって、彼らが用意してくれていた「私のための何か」を感じることが出来ました。その何かがまだ今ははっきりとはわからない。でも、私がこの4年、もとめていたものなのだろうと思います。

人間はいつも孤独なのだと頭ではわかっていても、心はなにかを感じ、なにかをもとめるのだと。そして、その心が時々自分自身を振り回してしまうの だと。その心を抑えたりすることが出来るようになるというのが、大人になることで社会とうまくやっていくことなのだなとおもいます。

旅にでて、すこし頭も心も冷静になれたような、整理がついたような。
新幹線や電車のなかで、時々メモをしました。そして、本も読みました。そんな時間が今の私には必要だった。
旅の間にメッセージをくれたマイミクや友人のかた、コメントをつけてくれたかた、ありがとうございます。そして、いつもありがとう。

言葉と言うものは不思議なものですね。
おなじ言葉でも人それぞれで全く意味が違ってくる。
どうやら、私の言葉は多くの人には誤解を招きやすいようです。でも、私の言いたいことを、私のつたない日本語から読み取ってくれる、古くからの友人やマイミクの方がた、マイミクではないけれどメッセージやコメントをくれる方にとても感謝しています。
そして、これからもよろしくお願いします。

今日、関東圏にもどります。

Thursday, August 7, 2008

疲労とメダイ


疲労からなのか、調子を崩し、自宅(妹宅)待機の今日一日。

本当は、写真展に3つほど行く予定でした。
2つは同じ写真家の方で今は亡くなっています、残りの1つはアメリカ帰りの方のもの。すごく楽しみにしていたのですが・・・。夏ばてでしょうか?
明日、行けたらいいなぁ。

実は、水曜日の夜に大切にしたイヤリングを無くしてしまった事に木曜日のお昼過ぎに気付き、大慌てで同じものを作るべく、材料を探しに1、2時間ほど新宿区を駆けずり回りました。それが、精神的にも肉体的にも疲れたのかなぁ?暑かったからね。

大切なものと言うのは、実は、「奇跡のメダイ」のイヤリング。すごく小さい赤いメダイを何でもないピアスに通しただけのもの。右側をなくして しまいました。清めてもらってあったものなので、すごく、すごくショック。で、四谷まで同じ物を探しに。そして、それを通すためのピアスを探しに新宿駅周 辺を・・・。

今は、必要なときにしか教会に行くことはないけれど、でも、そのメダイはとても大切にしていて、かれこれ5年ぐらい持っています。一代目は曾祖母にいただいた、同じくらい小さい緑の「奇跡のメダイ」。現在のものは私が曾祖母の物を真似て作った2代目。

方耳だけでは哀しいので、同じ赤いものを一つ購入。そして、これを機に3代目を作ることを決めました。で、選んだのが、すごく薄い紫色のマリアの 横顔がついているもの、名前は・・・忘れてしまいました。清められてはいませんが、ユタにもどったら、お願いしに行く予定です。シルバーのピアス、いつも のものより少し大きくなってしまったのが、残念ですが、気分を変えるには良いかな?なんて。

甥のヒロキくん、早速新しいイヤリングに気付き、
「エツさん、これ、かわいいぃねぇ・・・」
なんて・・・。そこら辺の男の人より、目ざとい。髪形変わっても気付かない男が多い中、ヒロキくんは将来有望だなぁ・・・と。

ん?
ピンク好き、ウサギ好き、目ざとい、小物好き、キス好きなどなど・・・・ゲイ要素が少し気になるところ・・・・そうならないことを祈ります・・・。

Wednesday, August 6, 2008

”雨ふり”   旅先にて

そとは雨がふっている
激しくそれでいて静かに地面を濡らしていく

そとは雨がふっている
だからわたしは泣かない

あの人が私のかわりに涙をながしてくれているから
わたしは泣く必要はないと
わたしは泣かない

わたしはあの人の涙を見ている
あの人の涙をずっと見ている

わたしは泣かずに
あの人の涙をみている

わたしの髪をぬらし
そしてわたしの心をぬらすまで

わたしはあの人の涙を見ている

Tuesday, August 5, 2008

煙草

日本に帰国して、空港で迎えてくれた友人と弟と一本の煙草を吸ったときから、私はずっと煙草を吸っている。向こうでは、煙草を吸う友人達と飲んだときと、7月のあの人の命日にしか吸うことはなかった。

煙草がこの日本の煩わしい湿気を追いやってくれるわけでもなく、この湿気でいつも以上に痛たむ腰痛を紛らわせてくれるわけでもないが、私はずっと 煙草を吸っている。別に美味しいわけでもない。別に口元が寂しいと言うわけでもない。口元が寂しければ、いつものお決まりのOrbitを噛むだけだ。

今日も妹に隠れて、彼女から借りてる部屋の窓をあけ、扇風機を窓に向け、ゆっくりと煙草を吸う。いつもと違うことと言えば、昨晩友人の店においてきてしまった黒い熊のライターの変わりに、あの人の形見としてわけて頂いた銀色のライターを使っていることぐらい。

読みかけの本を手に、煙草に火をつける。一息吸い込むが、今日はいつもより美味しくない。タールの苦味というのか、なにか茶色ものが口をとおり気管を通りそして肺へと送られていくだけ。

なぜ私は煙草を吸っているのだろう。

そんな疑問を残し、二本目に火をつける。大きく煙草を加え息を吸うと、少し頭が朦朧とするような、なんとも言えない感覚を感じる。そして、その感覚は、懐かしい14年前に私を導く。

当時の私はガラムというインドネシア産のとても強い煙草を好んで吸っていた。多分、当時の彼の影響もあったと思う。ただ、フィルターを口にくわえ るとあの特有の匂いと共にフィルターに施されている甘い何かが共に私の口の中へ流れ込み、夏の暑さを少しやわらげてくれる気がして、よく吸っていた。あの 頃の煙草は美味しいかったことを私の口は鮮明に覚えている。なぜこの煙草は美味しくないのだろう。銘柄をこの一ヶ月2,3度変えてみたが、同じだった。そ して、私はいつもの様にまた三本目の煙草に火をつけた。

火をつけたところで、この銀色のライターと共に頂いた、あの人の引き出しから出てきた古びたマッチを思い出す。そのマッチで吸ったら美味しかったかなと少し後悔をしながら、次の煙草で試してみることにする。

なぜ煙草が美味しくないのか。そんなことをまだ考えながら、三本目を吸い終わり、形見の品々が入った袋に手を突っ込みあのマッチを探す。そしてマッチを見つけると四本目の煙草に火をつけた。

そしてふと、あの14年前の茗荷谷の古い小さなアパートを思い出す。この部屋は、あの14年前にあの人といたあの部屋と同じ手すり、そして窓の外 には簾がかかっていることに気がつく。そして、外には街頭があり、遠くにみえる空が時々光っていた。四本目の煙草はあの時と同じ美味しい味がした。それを 十分に味わいながら、あの人に抱かれた後に吸った、ある夏の日の夜の煙草の味を思い出していた。

Monday, August 4, 2008

恋か将来か

昨夜は飲みすぎた。
今思えば、恋煩いってところ。ご飯を食べることも忘れて、友人のお店で沢山お酒を飲んで帰ってきたことに今気付いた。

昨日出逢った写真に、本当に恋をしているのだと、朝目が覚めてもまだあの写真について考えている自分を冷静に判断するとわかる。あの写真も買って おけばよかったかな?とすこし後悔をするが、買った写真を考えるとドキドキして、心が躍るようなワクワク感を覚える。つまり私は、恋ではなく、将来を選ん だ。

そんなことを考えながらトイレに行き、便座に腰を下ろして、また考えてみる。
恋?将来?なんのことを私は考えているんだっけ?

あぁ、写真のことだったとすぐに気がついたけれどまた自分の人生について振り返ってみる。

今までも、そして今も恋をするけれど、やっぱり先を見ちゃうんだな、私。
一緒にいる人は近ければ近いほど、自分に刺激を与えてくれる人がいい。もちろん、その人には私を精神面において支えてくれるだけの強さもあってほしい。もちろん、私の腰のことを考えれば財力もある程度は必要だろう。

私は相手に最も何を求めるのか・・・。

私の”もっと”を理解してくれて、手は貸さないけれど何かの力で引っ張りあげてくれるようなそんな人がいいな。って上手く表現できないね。でも、 お互いに成長していきたいんだな。人間的にも、仕事の上でも、知識の上でも。そして、どちらかが疲れたとき、肩を貸し合える、そんな関係っていいよね。

写真。
恋に落ちた写真が、買った写真のほかに2枚あった。でも、買ったのは恋した写真ではなく私に小さな未来、可能性を見せてくれた写真。それも恋の一 つだけど、3枚のうちで将来性を考えて、自分に可能性を広げてくれる写真を選んだ。心地よい、静かなそして温かい写真ではなくね。

まぁ、それが一番無難なのかな?良い人生を送るためにはさ。
なんて考えながらトイレをでる。

写真に恋をする

今日は、写真展を3つ見に行った。2つは同じ写真家のもの。もう一つはアメリカ帰りの写真家のもの。最初の2つは、風景写真。
前田真三というもう亡くなって10年経っている写真家。この写真家の息子さんの写真にFujifilmで出会い、興味があって見に行きました。

私は風景写真、Natureを撮らないのですが、興味本位と彼の何枚かの写真に惚れたことが今回渋谷、四谷までこの暑い中足を運ばせる原因となりました。
この写真家の写真は2/3はリバーサルフィルムを使った撮影でカラーですが、私の惚れた写真は、カラーでありながら、白と黒しか写っていない写真。でも、今回の写真展にはありませんでした。でも、素敵な言葉に出会いました。

「自然は生きている
刻々と変化する自然を
出合いる瞬間に
最も美しくとらえる
それが私の
風景写真である」

言葉どおり、素敵な写真ばかりでした。
中でも「抒情の海」と名づけられた1981年の京都府宮津市を撮られた写真は、素敵な青色で、それでいて温かく静かな海でした。この写真は、私がユタの砂漠から恋焦がれた海をとてもよく表現しているように思われ、心を奪われた一枚です。

彼のプロフィールの言葉にも、心を動かされます。普通のことを言っているのでしょうけれど、とても忘れがちな一言を、この写真展で目にし、すこし動揺しました。今の私にはこの言葉が必要だったかな?

「考えることは有限だが、感じることは無限だ」

最後の写真展は、スケーターなどストリート系の写真を撮っているNY帰りの若手写真家の写真。そこでも、私は良い出逢いをしました。そして、ある一枚の写真によって、励まされ、そして、新しいことに挑戦する勇気を得ました。

写真を見終わった後、その写真家の方とお話をする機会があり、ここでも、素敵な贈り物をいただきました。写真を撮ることについて、どのように思っ ているか、どのような気持ちで撮っているのでしょう?という質問に、彼は「自分を写す」そう答えました。まさに私の写真に対する考え方と同じで、それを形 にしている彼から勇気とでも言うのでしょうか、何かをいただきました。

そして今日私は、彼の撮った写真の中で今までに一番私が素敵な色だと思う写真を一枚、購入しました。その写真は、なんとも言えない、素敵な夕焼け をバックに彼がジャンプをしている、彼のセルフポートレイト。その写真から、彼が、写真を撮ることがこんなに彼をHappyにしているんだという、 Jumpしているんだけど、静かでとても力強いメッセージを感じさせ、そして、私にカラー写真の魅力を教えてくれる写真でした。

この写真によって、私も、もう少し露出などが安定してきたら、カラー写真に挑戦したいと今は思っています。今までは、カラー写真に興味のなかった私、なぜって、色が難しいから。でも、そんな心配すら吹き飛ばして、「やってみなよ」って言っているような、そんな写真。

もちろん、彼のモノクロの写真もとっても魅力的で、人間を撮れないと思っていた私に、「大丈夫、撮ってごらん」そんな言葉をかけてくれるような、 とても温かい写真でした。彼の写真は、彼がすごく人間が好きでたまらないんだと言うことが写真を見るだけで伝えてくれる、そんな私がほっとする、心地よい 写真でした。

この3つの写真展の後、私は大学時代のアルバイトの先輩の経営する初台にあるスナックに立ち寄り、4,5時間ほど懐かしい時間を過ごし、小田急線の終電に乗り遅れ、成城学園前から6千円ほどかけて、タクり帰宅。

今も、頭がグアングアンしています。でも、この感動は今伝えたい!!
きっと明日この日記を読み直したら、赤面しそう・・・。

まっ、いいか。それぐらい、素敵な日曜日を私は過ごしたって事で!
皆さんにも、私のワクワクとウキウキが伝われば・・・。
久しぶりに写真に恋しました!

久しぶりに歌ったカラオケも、助っ人で知り合いのママさんのスナックを手伝っていたころに(実家はお鮨やですがバーも経営していたので、その関係 でお手伝いしてました)可愛がっていただいたお客様が遠路はるばる、初台くんだりまで足を運んでくれたりして・・・のりに乗ったのは言うまでもありませ ん。

当時働いていたお店の仲間も集まり、ちょっとした同窓会になりました。ただ、残念だったことは、当時のママは引退して名古屋に引っ越しており今回は欠席。

何を歌ったかって・・・。それは・・・・You Tubeで。
ほとんどが、当時にリクエストされて歌っていた曲でした・・・。
中には歌が流行った頃、私まだ小学生!でも、歌っちゃうんだな、これが。
実はこれが、助っ人の理由・・・。(笑)
なんかこういうのっていいよね。

Friday, August 1, 2008

運命

あなたは運命を信じますか?

わたしは信じています。
人との出会いも、別れも。試練も・・・
わたし達がどうにも出来ない、そういう運命があるのだとおもいます。
そのなかで、精一杯がんばったり、たのしんだり、感謝したり・・・
運命を自分で変えることはできないけれど、
わたし次第で
どうにでも飾ることができる。

部屋と一緒。
レイアウトや家具によって、
いつもの退屈な部屋は息を吹き返したように
素敵な場所になる。

運命って変えられないけど、自分らしく飾ることはできるよね。

苦しくなったら、模様替えをしてみよう。
仕事かえたり、
いつもより明るめの服を着たり
そしたら、きっと違った風景がみえるよね。
たとえ同じ運命をたどるとしても、
たのしくて、しあわせがいいよね。

模様替えでもするとするか。

秘密

ある本から・・・・

「秘密には力がある

それが秘密である限り

嘘にも意味はある

真実を忘れない限りは」

もっともだ。