Wednesday, November 2, 2011

tough times....

今学期は、どうやっても、上手く波に乗れない。
理由はいくつか思い当たる。

14単位を取りつつ、平均32時間/週で働き、
その上でそれぞれの授業の課題をこなしているので、
気分的にも、精神的、物理的にも余裕がない。

その上、ある授業の先生の教え方に不服があるわけで・・・。
とにかく2ヶ月半、授業を受けてきて、どうにもこうにも納得がいかなくなり、
思い切って同じ学部のほかのクラスの先生に相談してみた。
その結果、学部の事務所へ相談に行けとの事。
あまり気が進まなかったのだけれど、
とにかく、本日アポを取って話しに行ってみた。
まぁ、すぐに解決するような話ではなく、
結局、担当の先生に今の不服の件をEmailすることになり、
改善されなければ、学部のChairmanと話をする、ということになった。
どうなることやら。

とにかく波にぜんぜん上手く乗れていないわたしは、
もう必死にもがいているだけで、全く前に進んでいないわけで。
ほんとうに、”二進も三進も”という言葉の意味がようやく理解できたという、
悲しい状況なわけです。

こんな状況の中、5日後に来学期の履修の届けを出さなければならず、
これまた頭痛の種が増えたわけで・・・・・・。
 とにかく来学期は少し履修科目を少なくしてちょっとでも前進せねば、
モチベーションもどんどんどん底に落ちていくわけでして・・・。

とにかく、わたしは久しぶりに究極のストレスを感じているわけで。
じつはマジで泣きたい。

Monday, October 10, 2011

秋になって

秋になって、ふと思った。

今撮っているカラー写真は、どこか懐かしい。
ここ十数年前の記憶に似た色。
カラーを使って表現するのは、
たぶん、わたしの感情。

先月まで撮っていた白黒写真は、懐かしいだけじゃなくって、
どこか自己主張がある。
なんだか物心ついたかつかないかの、あのころの自分みたい。

 デジタルで撮る写真は、今のそのままの自分?

写真は、たぶん、うまく自分と付き合っていくための取り扱い説明書?
なのかしら?

Wednesday, September 28, 2011

Conceptual という名のカテゴリー

先週のフォトショップの授業でのこと。

その日の提出課題は、ポートレイトで3枚提出。
1枚目は、オリジナル。2枚目は、リタッチ。3枚目は、ちょっといきすぎちゃったリタッチ。

クラスメイトみんなの作品を壁に張り出し、お互いに意見を交換したりと品定め。授業が始まると、一枚一枚を細かくクラス全体で評価していった。

ここまではよかった。

ここからが問題。あるクラスメイトの作品。コンクリートの壁の前で白人のスケートボードを抱えた男の子が写っている。その男の子の着ているTシャツには「アジア人はクールだ」と書かれている。1枚目、2枚目までは問題がなかったのだけれど、3枚目でその白人の男の子の顔とTシャツの文字に手が加えられている。男の子の目は細く垂れ下がり、TシャツのクールのLがRに変えられている。

いくら課題だからといっても、これもそのクラスメイトの一作品なのだから、なにかコンセプトがあるのだろうと聞いていると。。。。。コンセプトもアイディアも何もない。ただ笑って、「アジア人のほとんどが目が細く、Rが発音できないから」と。


...........


今年の春から暗室のボランティアを一緒にしていただけに、その彼女の発言には絶句した。

25歳を過ぎて渡米したわたしの英語はまだまだ日本語のアクセントが強く、なかなか直らない。ESLの先生達からも、「やはり若いうちに渡米した人と比べたら、アクセントを直すには相当の努力が必要だし、人によっては直らないこともある」そう言われてきた。その言葉で何度も救われたし、気分が楽になった。

とは言え、やはり接客業である本屋の仕事では、特に電話での会話で苦労することもある。時には「英語が話せる人と代わってくれ」と言われることさえもある。(もちろん大抵の場合、お客さんの欲しいものがストックなしでオーダー出来ないというような状況の場合によく起こり、アメリカ人に代わってもその状況は変わらないのだけれど。)そんなことで、アクセントについてはかなりのコンプレックスを感じているのだけれど、他の言語を話せるようなアメリカ人でない限り、わたしのもつアクセントが煩わしく感じる人は多い。もちろん、日本人のもつアクセントだけでなく、インド人だったり、メキシコ人だったり、イギリス人だったりしても同じなのだけど。(あるオーストラリア人の友人は、お客さんに「イギリスに帰れ」と言われた。)

ともかく、その3枚目の写真で、はじめは笑っていたクラス全体が徐々に笑みを失い、わたしの顔色をうかがった。わたしは、(多分怒りで)震えを押さえるので精一杯。本当だったら、教室を出て行けばよかったのだけれど、ここで何か議論を始めても始まらないし、クラスの殆どが何かを察してくれていたので黙って席で震えを押さえていた。

その日から今日で一週間。わたしは未だに彼女の顔をまともにみることは出来ないし、彼女がいる前で英語を話すのが怖い。先週末、何度も何度も時間をかけて考えた結果、教授に話しにいった。今後のこともあり、デパートメントの責任者に話を持っていくことになった。

彼女が嫌いになった訳じゃない。一週間経った今思うことは、悔しかった。自分の英語に。彼女の取った行動に。悲しかった。彼女が笑って言ったことに。

今回の件で、Conceptualというカテゴリーについて考えたし、調べたりもした。その時間は決して無駄ではなかったし、これからもわたしはConceptualというカテゴリーへの興味は持ち続けるだろう。これは、少なかれ彼女のあの写真のおかげと言ってもいいかもしれない。それだけは感謝したいと思う。













Monday, September 12, 2011

本家と分家

このブログが本家なのだから、やっぱり、本家から先に写真をUPするのが筋なんだろうな。
とは言え、成績が関係するとすれば、本家だぁ分家だぁ、そんなことを言っている余裕はないよね。でも、やっぱり本家のこっちのブログを怠るわけにはいかないし・・・・。

まぁそんなことを考えながら、本日のブログを書いているわたしです。

 この写真は先日まで他大学の美術館で飾っていただいたものの、カラー&デジタルバージョン。前学期までは白黒フィルム一筋で参りましたが、去年のクリスマスで新調したデジタルカメラもあることですし、また、今学期はカラー写真を学んでいることもあり、同じ場所に行き、今回はカラーでそしてデジタルで撮ってみました。フィルムとデジタルではこんなにも違うのかと、かなり驚いたわたしです。

いまさらですが、やっぱりフルセンサーにすればよかった・・・・(泣)

まぁ、お金にもっともっと余裕ができ、大学を無事に卒業し、そして、ちゃんとした仕事に就いたときには、本当に自分の必要なものがわかっているころだと思うので、そのころにはちゃんと自分のニーズにあったデジタルカメラを購入しようと思っています。(いつになることやら)

Saturday, September 10, 2011

新学期が始まり・・・

新学期が始まり、なんとか2週間が過ぎ、一応まだ生き残っている(笑)

今学期は4つのClassを受講しているのだけれど、そのうちの一つはWriting。これが、かなりの難関で、まだ2週目が終わったばかりだと言うのに実は泣きそうなぐらいキツイ。が、とりあえず、授業料は払っていしまったし、ここでこのClassを諦めても、結局は卒業までには絶対に取らないとならないClassなので、とにかく本当にとにかくPassするしかないと腹を決め頑張ることにした。とにかく、単位を落とさないことを最悪の事態とし、出来ればBぐらいは取れるようには頑張るつもり。
(でも、やっぱりGPAは落としたくないなぁ)

今学期はClassごとの課題が多いので、1日のScheduleをしっかりと立てれる様に1週間表なるものを作ってみた。まず縦軸を午前9時から午前1時まで分け、横軸を日曜日から土曜日にわけた。次にClassのSchedule、仕事のSchedule等を書き込み、その日ごとにどれだけ空いた時間があるのかを把握できるようにした。そして、毎週月曜日の決まった時間に、1週間から約2週間の 大まかなScheduleを立てることにした。

この表の結果かどうかは分からないが、今週まではとにかく課題は遅れずに提出できている。ただ、不便なのはMoleskineの手帳とこの自作1週間表なるものを一緒に持ち歩かなければならないこと。MoleskineのWeb Siteで来年のPlannerのCatalogを覗いてみたけれど、自作1週間表とPlannerが合体したようなPlannerは見つからなかった。PlannerをPoket sizeからLarge sizeに変更することも考えてみたけれど、やっぱりいつも持ち歩くPouchに入れることを考えると、Pocket sizeが一番都合が良いと思いSize変更は諦めた。

こんな試行錯誤工夫の毎日が2週間。Writingのクラスは徐々にHardになりつつあり、他のどのClassもAssignmentだけでなくProjectも加わり、限られた時間ですべてをこなす為にはSchedule通りに正確に動かねば、すべてをこなせないと思うほど余裕がなくなりつつある。
(とか言いながらこのBlogを書いているのだから、まだまだ余裕はあるんだろうなぁ)

とにかく、今学期はかなりHardです。マジで、Hardです。


Blogと言えば、WritingのClassでもBlogを書かされています。くだらないことを書いてはいますが、気になった方は覗きにいってやってください。写真を時間が許す限り毎日載せてみようと考えています、どれだけ続くか分かりませんが。(写真魂ブログスポット)

このBlogの次回の更新はいつになることやら・・・・。

Monday, August 15, 2011

過去と未来と、そして今

「最近眠れなくなっては、昔の事をよく思い出す。

小学生の頃になりたかったもの。
あの頃はダンスだけでなく歌も習っていたよね、確かブロードウェイのダンサーになりたかったんだっけ?今じゃ、腰を悪くしてダンスどころじゃないけどね。

中学生の頃の部室。
中学1,2年の頃は部室が大嫌いだった。だって、先輩に呼び出されては良くいじめられた。新体操、頑張って大会に出れば出るほどいじめられた。今でもあの部室のにおいを覚えてる。学校なんて辞めちゃおうかって本気で何度も考えたっけ。

高校生のとき、職員室で黒人の先生と大喧嘩になったこと。
たしかあの時、文化祭用に描いたポスターについて、黒人の先生からクレームを受けたんだっけ?何を言われているか分かるものの、英語では上手く言い返せなくって途中で泣きながら英語の先生に通訳を頼んだっけ。今だったらなんて言い返そうか。考えただけで、くだらなくって笑っちゃう。

大学時代の友人と撮った自主制作のショートフィルムの事。
成人式の前日は、テキーラを飲みながら親友たちとカメラの前で台詞を・・・結局ダメだしが何回も出て、結局みんな酔っ払いまくって、翌日の成人式はみんなで欠席。一生に一度の成人式、やっぱり綺麗な着物着て、出ておけばよかったかなぁ?なんてね。とにかく、大学時代は良く飲んだ。

大学の学期末試験での英語の先生の言葉。
学期末試験の前日に、大学の先輩に沢山飲まされて、寝ずに試験に行ったっけ。そしたら、担当の教授が、静かにわたしの机までやってきて、「加藤くん、かなりお酒の匂いがしますが、大丈夫ですか?」今でも思い出すたびに恥ずかしい。よくあの状態でテスト受けたよなぁ。今じゃ考えられないし。

仕事の同期の言葉に、夜独りで悔し泣きをしたこと。
「有言実行、自分で言ったことは、ちゃんと実行しろよな」。自分でも分かっていて出来なかったことをズバリと言われたから、本当に悔しかったんだ。今でもはっきりあの悔しさは覚えてる。

会社辞めて、短期留学したときに出会った彼との会話。
彼の言葉を理解しようとマジで必死だった、甘酸っぱいっていったらほんと、甘酸っぱい恋の味だった。苦しくって二人で一緒に泣いたこともあったっけ。

あれから十年以上がたった。
あの頃が良かったなんて言わない。
あの頃はあの頃で、十分辛かったし十二分に楽しかった、今思えばね(笑)

ただ、高校や大学の友人たちや昔の彼とか、みんなと比べちゃうとちょっと焦るんだよね、ほんとうのところ。この歳で、BFAとかBSとか・・・・・・30を十分に過ぎているのに、今更そんなの取って何になるんだって思うこともある。だからきっと、昔の事を思い出すんだって思う。

でもさ、また十年経ったら笑って思い出せるんだよね、きっと。
あぁ・・・・・・笑って思い出すことが出来るように、今、頑張るんだったね。
そうだ、今は未来のためにあるんだったね。
未来を信じて、今は歩かなきゃ・・・・・・昔もそうやって不器用だったけど、不器用なりに一生懸命に歩いてきたんだったね。」

こんなことを思っているうちに、そろそろ外が明るくなってきた。
また新しい”今”が、はじまるよ。
さぁ、今日もがんばるか、この先にあるだろう、明るい未来のためにね。






Wednesday, August 10, 2011

秋学期が始まるまでに

あと2週間で2011年の秋学期が始まります。
あっという間に夏休みがおわります。
いったいこの夏、わたしは何をしたのかと考えてみると・・・
何にもしていないような気がします。

そういえば、現像がまだおわっていない・・・。
3週間前の旅行だったのに、まだ現像が終わってない(汗)
何とかして秋学期が始まるまでには現像だけは終わらせないと、
この秋は14単位取得予定なので、今年中にプリントまで漕ぎ着けられるかどうか。
がんばらねば。












Thursday, July 28, 2011

にっぽんの庭 2







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にっぽんの庭 1






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Friday, July 8, 2011

人それぞれに

人それぞれに道がある
それぞれの道には
日影があり、日向があり、
たまには障害物もあったりして。そして、時には大きな水たまりもあったりする。
あまりにも大きな障害物に出会うと、人はそれ以上先に道はないのかもしれないと絶望的になったりする。
でも本当は、道はずぅっと先まで続いていたりする。

わたしは今、緩やかに、そして心地の良い日差しを感じる、そんな道を歩いている。
いつまで続くのかわからない道を、笑ったり悲しんだりそして腹を立てたりしながら、ゆっくりと歩いている。



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Tuesday, July 5, 2011

新しい家族

金曜日から新しく家族に加わったTobyくん。生後6週間のgolden labradoodle。とても可愛い弟分です。写真を撮るにはあまりにもハイテンションなので、なかなか良いショットが取れません(^_^)
これからスクスクと育ちます様に。



Wednesday, June 29, 2011

ある人のブログから

先日からある人のブログに心を奪われっぱなしなわたし。

彼のブログを読んでいると、カメラを手に取って写真を撮りに行きたくなる。
今まで定期的に読んでいるブログは写真の完成度や美しさにばかり目がいってしまったけれど、今回のブログは自分だけの写真を撮りたくなるそんなブログ。
さてマクロレンズと古いcannon ftbなんぞを引っ張り出して写真でも。

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Tuesday, June 21, 2011

夏休み

今年の夏休みは、日本には帰らずにOregonに行こうと思っています。
本当は日本に帰りたいのだけれど、そこまでの貯蓄が今のわたしにはありません。
できれば来年の夏はまた帰りたいなぁ。

今回の夏の旅行の日程は・・・
14日(木) 夕方より車で出発。Idaho にて一泊。
15日(金) IdahoからPortlandへ。Portlandで一泊。
16日(土) Portland 市内観光&友人宅訪問。Portlandで一泊。
17日(日) 海岸へ移動し、灯台めぐりつつ南下。海外沿いの町で一泊。
18日(月) 引き続き灯台めぐりをしながら南下。海外沿いの町で一泊。
19日(火) 引き続き灯台めぐりをしながら南下。海外沿いの町で一泊。
20日(水) SLCをめざして、Nevadaへ向かって車を走らす。Renoで一泊。
21日(木) RenoからSLCへ、夕方SLC着。

こうやって書き出してみると、結構無茶苦茶な予定のような気がしないでもないですが、まぁこんな旅行もありかなぁなんて。日本人のわたしは、やっぱり海が恋しいのですね、だからこんな計画を立ててしまうのでしょう(笑)

ガソリンがあまり値上がりしませんように。

Friday, June 10, 2011

アーティストと言われるたびに

最近、少し考えてしまう。
先日の美術館でのレセプションで、アーティストの方はこれを付けてくださいと言われ、名札をわたされた。
初めてアーティストと言われ、始めのうちはウキウキだったのだけれど、徐々に困惑し始めた。

「わたしはアーティストなのか」

「わたしはアーティストになりたいのか」

以前、教授にアーティストの定義を聞いたことがあった。創作活動を続ける人と言う人もいるし、その活動が他の人々に認められた人のこと、そんな回答が帰ってきた。

わたしはそう言うのになりたいのか。そのために学校に行っているのか。

最近、ちょっとわからない。

ただ写真を好きなように撮って、その写真を気に入ってくれる人がいて、何かを共感する。
それじゃ、ダメなの?

わたしは、気が向かなきゃカメラを構えられないし、シャッターを切ることはできない。
そりゃぁ、カメラも写真も大好きだよ。だから、せっせと働いて、高い授業料払って大学を行き直してる。もっと自分の思うように撮れるように、技術を身につけようとね。

やっぱり、わたしは、アーティストになりたいんじゃないんだ。ただ写真を撮りたいだけ。

だから、そんなに急かさないでくれたら嬉しいな。良い写真が、自分の納得する写真が撮れるまでゆっくりタバコでも吸って待っていてくれる?コーヒーでも飲んでさ、のんびりとお昼寝なんかしちゃったりして。

ね、頼むよ。


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Monday, June 6, 2011

エロスとタナトス

生のエロスと死のタナトス。

「わたしはエロスで、彼はタナトス」だった。

だから、わたしは切り離せない。

彼との思い出から逃れられない。

何年経っても、何十年経っても。

その静寂を求めたとき、

わたしはまた彼に会うことができる。

でも、わたしはエロスで

そして、生きている。

Thursday, June 2, 2011

葛藤する加藤

「葛藤する加藤」
なんて駄洒落を言える状態ではないわたし。
今、詰まっていると言うわけでは無いけれど、一杯考えちゃったりしている。
学校で構図とかトーンとか色々習うのだけれど、それに振り回されそうになる自分がいて、力みすぎちゃったり。



学校に行く前は、気持ちのままの撮っていたのだけれど、今はそれをするのが難しい。ついつい考えちゃうんだよね。力み過ぎって言うか、考え過ぎって言うのか、なんて言うのか。

写真って、そこにある物だけじゃ無く、そこにはない物まで写すと信じているわたしは、心を無にして、または目では見る事のできない、でも写真に写すことのできる何かを写そうと・・・・。

撮る側と見る側が、その写真によって深く関われる、そんな写真が撮りたいです。例えば、Micheal Kennaみたいな。


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Monday, May 30, 2011

夏休み3週目

あっという間に、夏休みが始まって3週目に突入。
本当のところ、今頃は時間が許す限りフラフラと写真を撮り歩いているはずだった・・・・・・。

一週目→あまりにもラストスパートがきつかったのか、バテバテ。
二週目→作品をコンテストに出品するため、Mounting&Framingして、提出。8点、携帯で撮影した作品を、大学の小さいMuseumにて行われる”Cellphone-graphy”に提出。展示・照明等の手伝いをする。

iPhone3GS w/app:PhoneGrafer
三週目→6月7日が期限の作品を2点、Mounting&Framing中。Mr.Hさんに新しいレンズを購入。受け取って3日経つが、天候不良の為、いまだにテスト撮影に至らず。

亀よりやることの、のろいこと・・・・(デブリ始めた”ブタうさぎ”だから???)
6月からはもう少し活発に行動しようと思っています。どうなることやら。

Thursday, May 19, 2011

Art of Our Century

1998年に、当時働いていた会社から派遣されていったユタ州。会社の意向で、派遣されたわたしたちは大学付属の英語学校の短期講座に入れられた。あれからもう十年以上が経ちました。

そして、あれこれしているうちに、いつの間にか住み着いてしまったユタ州ソルトレイクシティ。

はじめて来たあの日からそろそろ13年。
当時の大学は、まだCollegeでUVSC(Utah Valley State College)という名前でしたが、時が経つのは早いもので、いつの間にか気がついたら4年制のUniversityに大きく成長していました。

まさか、13年も経ってまた、この大学とつながりが出来るとは夢にも思いませんでした。実は結構複雑な思いでいるわたし。まぁとにかく、以前、それも短期ではありますが、一度でも通ったことのある大学に自分の作品が3ヶ月飾られるということはとても嬉しくそして、光栄に思います。

http://www.uvu.edu/museum/
Art of Our Century
June 3 to September 23, 2011.

近くの方はぜひ観にいらしてください。
このShowはユタ州だけでなく、他の州(ただし西側のみ)からのアーティストの作品が、プロやアマチュアに問わず選ばれているそうですので、きっと面白いかと思います。
展示されることになった作品は、この夏に完成させる予定(予定は未定)のウェブサイトに掲載の予定です。

いつも応援してくださる方々、本当にいつもありがとうございます。
どうぞ今後ともよろしくお願いいたします。

Wednesday, April 27, 2011

Finals

今学期もいよいよラストスパートをかける時期にきました。今学期は精神的に追い詰められてはいるものの、スケジュール的には安定した学期末。立てた計画がしっかりとしていた事と、その計画通りに物事を進められていることがこの時間的ゆとりを生み出しているのだろうと思います。

さて、問題の写真のFinal、1シリーズ8枚ですがなんとか終わりまして、今回の課題の規定である、額に入れるところまでの額装まで時間内に終わり無事提出。
クラスメートの評価は満場一致で文句なし。教授の評価も良かったです。が、自分としてはイマイチ。一枚一枚の作品はとても良いと思っていたのですが、何かが足りない。なんて言うんでしょうか、壁にぶち当たった、そんな気分です。
そんな中、院生の方から作品の一枚を購入したいと言う有難いOfferまで頂いたのですが、自分が納得しないものを購入していただくわけにもいかず、辞退。今考えたら、お譲りすれば良かったかなぁなんて。(^人^)
今学期はプリント技術は向上したとは思うのですが、作品のコンセプトの方は向上せずと言う感じがします。
今週は、作品を持って教授のオフィスを回って個人的に評価を頂きに回ります。

残りあと一つ、musicのFinalが、月曜日。気を抜かずに頑張ります。



写真はprintmakingのFinal。

Tuesday, April 5, 2011

図書館

 浮浪者がたくさん集まらなければ、ここはパラダイス。
でも、彼らのおかげでエレベーターは異臭が漂って・・・・・・。
あぁ、日本の古くても小奇麗な図書館が懐かしいねぇ。
そういえば、文京区の小石川図書館はまだあるのかな?

Monday, April 4, 2011

Digital Camera


デジタルって便利なようで、小難しいですね。
慣れればきっと便利なんだろうけれど。
とにかく、慣れるまでは撮るしかないんだろうね。

Wednesday, March 23, 2011

諦めずに続けることが大事

今週はスプリングブレイクなのですが、
課題の期限がブレイク後なので、昨夜は仕事の後に大学に行きました。

驚いたことに、この休み中にも関わらず、いるんですね、課題作成している人って。
さすがFine Artsだと思いつつ、自分も頑張らないとなと渇を入れて、
課題のSilk Screen Printの製作作業にとりかかりました。
昨夜は今日のための下準備が主だったので、
それほどの時間がかからず終了。

帰り道、何気なく先週に選考のあった奨学金の詳細をOfficeに見に行きました。
奨学金、Pre-Artの生徒だった去年は全くダメだったので、
今年もダメだろうと思いつつも、来年こそは奨学金をもらえるように頑張ろうと、
今後のためにと応募基準等を確認しに行ったのですが、思いもよらぬことが。

誰もいないOfficeの壁に、
奨学金を受ける学生の名前が発表されていました。

な、なんと、わたしの名前もあるじゃないですか。
FilmやDance、Painting、Printing等の生徒の名前の中に
わたしの名前もある!!!

Fine Artsの学部からの奨学金には入れなかったものの、
個人がやっている、Art学生に設置された奨学金に入れたのです。
学部からの奨学金は1年分が支給されますが、
その他の奨学金はいただける額がいろいろで、
額についての発表はLetter待ち。

うれしいのだけれど、なんだか複雑な気分。

実は今回の奨学金の募集、見送ろうと思っていたんです。
なぜなら、今年は全くと言っていいほど納得のいく作品がなかったのです。
なので、応募の期限の前日に教授から
「ダメもとでも出さないのか」と言われるまでは
本当に出す気はありませんでした。
”ダメでもいいじゃないか”
の一言で、一晩で用意をし、提出。

自分では納得のいかない作品を提出したということが
まだ心のどこかに引っかかって・・・・複雑。
たぶん、今後の作品作りに期待するということなのかな?

奨学金の額は分からないけれど、
その奨学金を使って、印画紙とフィルムを買って、
来年こそは、納得のいく作品が出せるように
作品作りを頑張ろう!
これからも諦めずに、今やれることを精一杯やっていこう!

そうおもった奨学金の発表でした。

Tuesday, March 22, 2011

涙の3月


地震から一週間が過ぎました。

わたしのほうは、ネットのストリーミングが頼りで、時間が許す限りNHKを観ています。
実は静岡に両親が住んでいるので、
静岡に地震があった先週の火曜日の朝(Utah時間)は授業どころではなかったです。
が、中間テスト等があったので、とにかく授業に出るだけ出ました。
しかし、どうしてもPanic Attackが収まらず、その日の午後の仕事を休むことに。
結局、土曜日まで体調不良で欠勤という情けない有様。


久しぶりに出勤すると、わたしを待っていたのは
分厚い白い封筒でした。
同僚の二人が手渡してくれました。

封を開けたとたん、
驚きと感謝と言葉には表せない感情がこみ上げてきて
涙が止まりませんでした。


封筒に入っていたのは、
現金、個人手形(Checks)、そしてメッセージカード。
総額300ドル以上。

カードにはお店のみんなからの励ましの言葉がぎっしりと。
裏にもいくつか書かれていました。

彼らはわたしがずっと仙台の友人の行方を捜していたのを知っていました。
両親のところにもM6.4近くの地震が起こったことを知っていました。
多くの都内の友人が計画停電で大変なことを知っていました。
わたしが、シフトに入る度に1時間分を赤十字に寄付していることを知っていました。
寄付のために、いままでルーズだった買い食いをやめたことも知っていました。
すべてを知っていた彼らは、わたしの知らないうちに、社内で募金をしていてくれたのです。

中には子どもが生まれたばかりの家もあり、シングルマザーもいたり、大学生もいたり、
それでもみんな、それぞれ少しずつ寄付をしてくれたのです。
そして、転勤になって他の店舗に移動になった元同僚からも、メッセージと個人手形が入っていました。それだけじゃありません、以前一緒に働いていた元同僚たちも日曜日にお金を届けてくれました。
そして、店長は今、店舗内でなにか出来ないかを会社に提案中です。


頂いた封筒は沢山のみんなの気持ちでとても温かく、重かったです。
海外にいて、直接は何も出来ないけれど、
少しでも何かの役に立てばと、わたしも含めみんなが思っています。

Pray for Japanのポストカード(写真は青葉城からの仙台市内)を作りました。
写真は5時間で100枚焼いたので、出来としては全然なのですが、
それでも、何かの役に立てばと思い作りました。
とりあえず、今回募金をしてくれた友人達にThank You Cardとして配る予定です。
そして、クラスメートにも募金をお願いしながら配る予定です。
もちろん、行き先はRed Cross/Japan Tsunami Relief。
来週日曜日にはFine ArtsのMusicの人々がコンサートを開いて募金を集めてくれます。

海外からも沢山の人々が日本を応援しています。
そして沢山の人々が日本の、東北の復興を祈っています。

わたし達は町と人々の生活の復興のために、今できることをできるだけやっていきたいと思います。
そして、続けたいと思います。


最後に、
Barnes and Noble Gateway、Sandyの皆さん、本当にありがとう。
一緒に働いた友人達、本当にありがとう。
そして、これからもどうぞよろしくお願いします。

Friday, March 18, 2011

今の生活

今回の東北関東大震災で、
現在の自分の生活が、いかに贅沢かを知りました。
周りを見渡せば、無駄、無駄、無駄なものばかり。

絶句です。

今後は無駄なものの購入をせず、
”最小限必要なものに囲まれる生活”を目指します。

そして、”備える”について
もっと真剣に考えていきたい。

海外に出てしまっているため、
日本で何かが起きたときのための
・家族との連絡の取り方
・携帯電話、自宅電話、メールアドレス等の確認
・生年月日等の詳細の確認(特に甥、姪)
・それぞれの友人の情報
・それぞれの家族、親戚等の連絡先の確認
など。

ダレダレになっていた今の生活に
すこし喝をいれて、いろいろ考え直そうと思っています。

Tuesday, March 15, 2011

連絡がつきました。

先日からずっと探していた大学時代の友人の消息が分かりました。
以前に一緒に仕事をしたという方が上司の方と連絡が取れたとのことで
日本時間の15日の朝、その上司の家族の方が無事を確認したとのことです。

とてもありがたいことです。
Person finderにご連絡いただいたウチノ様、ありがとうございました。


あとは、避難している彼らがなんとか食事や暖に困らないように、
今のわたしに出来ることを続けてやっていきたいと思います。

引き続き日本への援助をお願いしたいと思います。

Monday, March 14, 2011

Pray for Japan

3月11日 午後2時46分
東日本大震災

電話で地震のことを知る。
始めはどこで起こったのかが分からず、とにかく日本ですごく大きな地震があったと言われて、
iPhoneで検索。探さなくとも、どの日本の新聞のWebサイトでは特報が出ており、東北だと知る。
両親が静岡市、妹は川崎市、弟は東京23区内にいるので、東海又は関東ではないことを知り少しほっとする。

次の瞬間に夏に再会した友人の顔が浮かぶ。
何人かの他の友人とも連絡が取れず、目の前が真っ暗に。

好きで来たアメリカだけど、こういう時は絶対に日本に帰りたい。
14日、まだ友人とは連絡が取れず。

海外からの電話がなかなか繋がらないので、家族に頼み彼の携帯へコールしてもらうのだけれど、
コール無しですぐに留守電に繋がるとのこと。

グーグルの安否確認には登録済み。
彼の携帯会社のドコモの安否確認も確認済み。
赤十字の安否確認も確認済み。

まだどれにも彼の安否の確認は出来ていない。

安否確認用に彼の情報を入力していてショックだったのは、
彼のこと、ぜんぜん知らないってこと。

海外に出ているからと、手紙は彼の実家の住所で連絡を取っていた。
メールは携帯のメール。電話は携帯。
誕生日、もう思い出せない。

夏に会ったとき、あまりにも懐かしいのといろいろな複雑な気持ちで一杯だったから、
聞かなくちゃって思っていたこと、聞くの忘れた。
そのことに、こういう緊急事態になるまで、気づかなかった。

時間が許す限り、彼の名前、顔を探している。
避難地での被災者の手書きの名簿の写真、避難地の様子の写真、ネットワーク上の被災者探しの欄、わたしがここで出来る限りで探してみる。
インターネットでNHKがLIVEで観れる、とにかく家にいる間はそれをつけてみる。

彼の両親は石巻市に在住なので、もし無事だったとしても、きっと両親を探しに行っているのかも知れない。奥さんは仙台駅近くのデパート勤務だって言っていたから、勤務中だったら大丈夫のはず。
でも、奥さんも宮城県出身だといっていたので、彼女も家族を探しているだろうし。

わたしにはただ待つしかない。

彼の携帯電話の留守電に、弟がメッセージを残してくれた。
後は彼からの連絡を待つのみ。

彼と、彼の家族、彼の奥さん、そして、奥さんの家族、
皆さんが無事であることを心から祈っています。

被災した人々に早く食料や物資が届きますように。
助けを求めている人々に助けが届きますように。
原子炉がこれ以上爆発しませんように。
他のプレートが動きませんように。

妹も弟も節電等でがんばっています。
わたしに出来ることと言えば、
祈ること、赤十字等にお金を送ること、
そんなことしか出来ませんが、
こんなわたしに出来ることを精一杯しようとおもいます。


避難している人は、いったい一日に何食食べられるのだろう。
たったの一食、でも何食も集めたら結構なお金になります。
ちゃんとしたところにお金を送ったら、ちゃんと彼らに届くはず。
それを信じて、少しずつ断食をして祈る。
こんなことしか出来ない自分が空しい。

Pray for Japan
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Tuesday, February 22, 2011

最近の。。。。。

最近の心境と言うか、なんというか。
いまいちすっきりこないと言うか。

体調がイマイチなこともあるのだけれど、なんなんだろう。
目の前がはっきりとしないというのかなぁ。

とにかく、やらなきゃならないことをやってはいるけれど、
それに対して、全くの感情がないというか、麻痺していると言うか。


なんなんだろう?

最近のわたしは、
ちょっと疲れ気味なのかしらね。

Saturday, February 19, 2011

手直しもせぬまま

プリントのやり直しが終わっていないにも関わらず、てんじされてしまいました。残念。



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Monday, February 14, 2011

Happy Valentine's Day

Happy Valentine's Day!!!




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Monday, January 31, 2011

Screen Print II



いくつかの見直す点があるものの、今回のプリント時の手際は、前回のプリント時に比べて比較的進歩したかな?前回よりももたつかなくなりました。

が、今回も同様、原画に問題が。
今回は写真と新聞紙を使ったコラージュですが、禁止マークの棒の部分に使った新聞の部分が悪かった。バランスが崩れています。
それから、山端庸介氏撮影の有名なおにぎりを持つ少年の防災頭巾の一部の部分が白く抜けてしまっています。もともとの写真は白黒写真なのですが、この写真は本からの切り抜きなので、その本自体の印刷がダメなのか、それともわたしがコラージュした後にしたコピーが悪かったのか原因を確かめ、もう一度やり直しです。

プリントしてから気づくなんて、なんて・・・・・・
次回の課題はもう少し原画作成時に慎重になるように心がけたいと思います。
それにしても、やっぱりみつを氏の言葉は心に沁みますねぇ。

”体験してはじめてみにつくんだなあ” by みつを

Thursday, January 27, 2011

次のスクリーンプリントの課題

次の課題も白黒。
今回は写真を使ってのコラージュ。
実はコラージュってかなり苦手。
とにかくベースを作ってみた。




今回も前回同様反戦がテーマです。上手くプリント出来ると良いな。

写真の課題は今日が期限でしたが、とにかくやることはやってみましたが、納得がいかないので、課題の合間にやり直します。思い通りにいかないとかなり後味が悪いです。次回は上手く行きますように。
写真の次の課題は、クラスメートの書いたハーフページの絵画のレポートを元に写真を作ります。今回もどうなることやら。
月曜日までに終わるかな?




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Sunday, January 23, 2011

Improve? Or nothing change.




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Sunday, January 16, 2011

思ったよりも・・・(>人<;)

スクリーンプリントって、思っていたよりも難しいわぁ。本読んで予習したつもりだったけれど、全然上手くいかなかった。

とにかく、何が上手くいかなかったのかメモして、水曜日の授業で聞かねば。

マジ、ショックだわぁ。








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途中経過

とにかく、何をプリントしたいかの下絵は完成。これから、スクリーンを作成します。

教室に独りだけって素敵な様な心細い様な不思議な感覚。暗室ならこんな気持ちにはならないのにね。変なの。




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Friday, January 14, 2011

Huge Mistakes

授業のない金曜日。
朝からプリントメイキングルームにて課題制作をする。
が、思い通りには行かず、結局、やり直しをする事に。
課題提出日は水曜日。他に課題を考えると、時間がない。
どの様にやり直せば良いのか分からず(まだそこまで習っていない)、仕方なく部屋にいた院生にやり方を聞く。
上手く0の位置まで戻る事が出来たが、ちょうどその時教授が現れる。
お小言が1時間続いた。

うまくいかなかったら、それはそれで学ぶ事があるんだ。
僕はやり直す方法を教えていない、と言う事は駄目だったら駄目のままで提出すればいい。

多分わたしは、課題を提出すること、期限を忠実に守ること、それだけに一生懸命になっていた様な気がした。いつも完璧に近づこうと一生懸命で、基本的なことを忘れた。

失敗は成功のもと。

何も初めから、完璧になんて出来るわけはない。間違うことにものすごく臆病になっていた。
失敗する事に、とても怯えていた。

そして、わたしを助けてくれた院生が、教授にお小言をもらう羽目になった。
ものすごく申し訳なくて涙が出そうになった。

院生の人に手伝って貰って0に戻せた課題。
日曜日の仕事のあとやり直す事にした。今度はしっかりやろう。
日曜日は8時間の仕事の後、日付が変わるまで頑張ります。



Wednesday, January 12, 2011

No More WAR

どうもいろいろな事が繋がっているようで、
2010年の夏からずっと、WWIIから完全に抜け出せなくなっているわたし。

先日、この繋がりについてすこし話しましたが、本当に、しりとり遊びのように繋がっている気がするんです、わたし的には。

まずはじめは、夏に日本に帰国した際に初めて聞かされた、母方の祖父の戦時中の話。祖父は飛行機乗りでした。特攻に出向く瞬間に病気になり、命拾いをし、その後、特攻隊員の教官を務めたとのことでした。

そして、2010年のクリスマス。同居人のTylerの伯父さんの家に遊びに行ったところ、壁にあったPurple Heartを見つけ、伯父さんのお父さんの話を聞きました。伯父さんのお父さんはWWIIに参加し、ダガルカナル攻防戦で日本兵と戦いました。不思議なことに、わたしの父方の祖父のお父さんは同じダガルカナル攻防戦に参戦し、戦死しました。伯父さんのお姉さんのお家に、伯父さんのお父さんが残した、数少ないダガルカナル攻防戦の時の日本人捕虜を写した写真が今も残されているそうです。当時の日本兵は、敵の捕虜になることは日本人として恥とされ、殆どの兵士が捕虜にはならず、自害したそうです。

そして、先日まで読んでいた「ねじまき鳥クロニクル」の間宮中尉のシベリア抑留のはなし。

父方の祖母の弟(大叔父さん)は、間宮中尉と同じく、シベリア抑留からの帰国者。大叔父さんは、間宮中尉とは違い手足は失わずにはすみましたが、ロシア人に何度もひどく殴られたことにより、片方の耳が聞こえなくなり、もう片方の耳も不自由です。

本日Tylerの伯父さんから電話があり、写真を彼のお姉さんのところから取り寄せてくれたそうです。どんな写真なのでしょうか。とても興味があります。

今学期のPrintingのクラス、テーマを「No More War」にしようかと思っています。

そして今日は、19日までの一つ目の課題のために、祖父が乗っていたと言う零戦を描いています。

この世から戦争がなくなりますように。



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Tuesday, January 11, 2011

ねじまき鳥とわたし

2010年の秋学期が終わってから読み始めた
「ねじまき鳥クロニクル」全3巻。

先日やっと読み終わりました。

不思議なことがあるものですね。
「ねじまき鳥クロニクル」とわたしの曾祖父が繋がったり、
同居人の伯父さんのお父さんと、わたしの曽祖父が繋がったりと、
不思議なサークルが見えたりして・・・・・・。
年末ぐらいから、わたしはどうもWWIIから逃げられないようです。


今学期、Silk Screenを学ぶのですが、どうもWWIIモードが抜けきれず、
課題のシリーズをNo More Warにしようかと考えたりしているわたし。
ありきたりでちょっと・・・・・・と思いながらも、
ありきたりだけれど、あえて挑戦してみようかと思ったりもして。


「ねじまき鳥クロニクル」 実は今回が初めてなんですよ、読破したの。
前回と言えば、十数年前のこと。
どうも第一巻は読んだ記憶がありましたが、その後は全く記憶が無い。
記憶が無いってことは多分、読み終えられなかったということになると思うんですが、
未だになぜ途中で読むのをやめたのか不明です。

新学期がはじまった

新学期が月曜日から始まった。
今年はいつもより1週間遅れての新学期。
いつもだったら4日にはとっくに始まっているのにね。
まぁ、その分学生達は帰郷したり、
旅行に行ったりして楽しい時間を過ごしているのだけれど。

さて、わたしの今学期は、
トータルで4科目。
本当は5科目取りたいところだけれど、
取りたかった科目が他の科目と時間が重なり取れなかったのです。
WでMajorをやっているとこういうことが時々起こる。
仕方がないので、4科目だけ取り余った時間は学費を稼ぐことに。
まぁ、仕事がスケジュールをくれればの話だけれど。
不景気は、いろいろなところにしわ寄せを与える。
少しでもいいから、景気が回復するといいのだけれど。
まぁ、まだまだ無理だろうなぁ。

ということで、今学期は月曜日から木曜日まで朝からお昼過ぎまで学校です。
とは言っても、2科目は、授業時間以外の時間を使わないと課題が終わらないので、
結局は、5科目以上とっているようなもんだな。

とにかく今学期も頑張ります。
今学期は歴史のクラスは無いので、オールAを狙います。
経済学、大丈夫かな?(笑)

Monday, January 10, 2011

死を考えるのは結構簡単なことだって思う。それを実行するのは思っているよりも簡単じゃない。



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Thursday, January 6, 2011

抱負とでも言いましょうか、

「よくご存知のように、人生の課程において私たちは様々な種類の苦痛を体験します」とその男は静かな、よく通る声で言った。「肉の痛みがあり、こころの痛みがあります。私もこれまでにいろんなかたちの苦痛を経験してきましたし、皆さんも同じだと思います。しかしその苦痛の実態を誰かに対して言葉で説明するのは、多くの場合とてもむずかしいことです。自分の痛みは自分にしかわからない、と人は言います。しかし本当にそうでしょうか?私はそうは思いません。たとえば誰かが本当に苦しんでいる光景を目の前にすれば、私たちもまたその苦しみや痛みを自分自身のものとして感じることがあります。それが共感する力です。おわかりですか」

村上春樹 ねじまき鳥クロニクル 第2部 予言する鳥編 1994 第7章 

わたしの痛みを理解しようと、共感しようと、努力してくれる人をわたしは大切にしたいと思います。
そして、痛みだけでなく、わたしの喜び、怒り、そして哀しみを理解しようとしてくれる人を大切にしたいと思います。そして、それらを共感することが出来るような、そういう写真を撮りたいと思います。

言葉にならない、そういう何かを伝えることができる、そんな写真を撮りたいと思います。
写真がわたしにとって、第3の言語となるよう、今年もしっかりと学びたいと思います。

Wednesday, January 5, 2011

Birthdayの贈り物


2010年の12月のお誕生日に頂いたレコードプレーヤー。
お誕生日前に届いたのだけれど、配送中の手違いで、プラスチックのカバーが割れてしまっていました。なので、すぐに交換をお願いしたのですが、Back Orderとのことで入荷するまで待つことに。
当初の予定では今月末の予定でしたが、メーカーからすぐに入荷したとのことで本日届きました。

これでやっとお気に入りのレコードが聴けます♪
これを機会に、日本からレコードのコレクションを持ち込もうかと思案中。

この素敵な贈り物のおかげで、テレビ離れが出来そうです。(笑)

そうそう、もう一つ贈り物が頂きました。
日本からの素敵な香りのするキャンドルが2つ。
これがまたおいしそうな香りがするんです。
実はこの頂いたキャンドル、ChampagneとChardonnayの香り。
つまりお酒の香りがするんです♪♪
Chardonnayはたしか東フランスの白ワインの名前だったような。

この素敵な贈り物を送ってくれた方は、お酒にとっても詳しい方で、
今は、夢である自分のお店を持つために毎日頑張っている、とても素敵な方です。
2010年の夏にお会いして、沢山の元気を頂きました。
夢に向かって一生懸命に頑張っている彼に負けないよう、
わたしも自分の目指すものに少しでも近づけるよう
ことしも頑張りたいと思います。


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Saturday, January 1, 2011

2011年 迎春

新年、あけましておめでとうございます。
2010年も、皆様には大変お世話になりました。
新しく始まりました2011年も、どうぞ引き続きよろしくお願いいたします。

今年は、作品の公開をもっと定期的に出来るように心がけたいと思います。
そして、今年こそ、今年こそはSAKURADAMACY.COMのウェブサイトを完成させたいと思います。

今年もどうぞ温かく見守っていてください。

Ets