昨夜は飲みすぎた。
今思えば、恋煩いってところ。ご飯を食べることも忘れて、友人のお店で沢山お酒を飲んで帰ってきたことに今気付いた。
昨日出逢った写真に、本当に恋をしているのだと、朝目が覚めてもまだあの写真について考えている自分を冷静に判断するとわかる。あの写真も買って おけばよかったかな?とすこし後悔をするが、買った写真を考えるとドキドキして、心が躍るようなワクワク感を覚える。つまり私は、恋ではなく、将来を選ん だ。
そんなことを考えながらトイレに行き、便座に腰を下ろして、また考えてみる。
恋?将来?なんのことを私は考えているんだっけ?
あぁ、写真のことだったとすぐに気がついたけれどまた自分の人生について振り返ってみる。
今までも、そして今も恋をするけれど、やっぱり先を見ちゃうんだな、私。
一緒にいる人は近ければ近いほど、自分に刺激を与えてくれる人がいい。もちろん、その人には私を精神面において支えてくれるだけの強さもあってほしい。もちろん、私の腰のことを考えれば財力もある程度は必要だろう。
私は相手に最も何を求めるのか・・・。
私の”もっと”を理解してくれて、手は貸さないけれど何かの力で引っ張りあげてくれるようなそんな人がいいな。って上手く表現できないね。でも、 お互いに成長していきたいんだな。人間的にも、仕事の上でも、知識の上でも。そして、どちらかが疲れたとき、肩を貸し合える、そんな関係っていいよね。
写真。
恋に落ちた写真が、買った写真のほかに2枚あった。でも、買ったのは恋した写真ではなく私に小さな未来、可能性を見せてくれた写真。それも恋の一 つだけど、3枚のうちで将来性を考えて、自分に可能性を広げてくれる写真を選んだ。心地よい、静かなそして温かい写真ではなくね。
まぁ、それが一番無難なのかな?良い人生を送るためにはさ。
なんて考えながらトイレをでる。