Wednesday, September 28, 2011

Conceptual という名のカテゴリー

先週のフォトショップの授業でのこと。

その日の提出課題は、ポートレイトで3枚提出。
1枚目は、オリジナル。2枚目は、リタッチ。3枚目は、ちょっといきすぎちゃったリタッチ。

クラスメイトみんなの作品を壁に張り出し、お互いに意見を交換したりと品定め。授業が始まると、一枚一枚を細かくクラス全体で評価していった。

ここまではよかった。

ここからが問題。あるクラスメイトの作品。コンクリートの壁の前で白人のスケートボードを抱えた男の子が写っている。その男の子の着ているTシャツには「アジア人はクールだ」と書かれている。1枚目、2枚目までは問題がなかったのだけれど、3枚目でその白人の男の子の顔とTシャツの文字に手が加えられている。男の子の目は細く垂れ下がり、TシャツのクールのLがRに変えられている。

いくら課題だからといっても、これもそのクラスメイトの一作品なのだから、なにかコンセプトがあるのだろうと聞いていると。。。。。コンセプトもアイディアも何もない。ただ笑って、「アジア人のほとんどが目が細く、Rが発音できないから」と。


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今年の春から暗室のボランティアを一緒にしていただけに、その彼女の発言には絶句した。

25歳を過ぎて渡米したわたしの英語はまだまだ日本語のアクセントが強く、なかなか直らない。ESLの先生達からも、「やはり若いうちに渡米した人と比べたら、アクセントを直すには相当の努力が必要だし、人によっては直らないこともある」そう言われてきた。その言葉で何度も救われたし、気分が楽になった。

とは言え、やはり接客業である本屋の仕事では、特に電話での会話で苦労することもある。時には「英語が話せる人と代わってくれ」と言われることさえもある。(もちろん大抵の場合、お客さんの欲しいものがストックなしでオーダー出来ないというような状況の場合によく起こり、アメリカ人に代わってもその状況は変わらないのだけれど。)そんなことで、アクセントについてはかなりのコンプレックスを感じているのだけれど、他の言語を話せるようなアメリカ人でない限り、わたしのもつアクセントが煩わしく感じる人は多い。もちろん、日本人のもつアクセントだけでなく、インド人だったり、メキシコ人だったり、イギリス人だったりしても同じなのだけど。(あるオーストラリア人の友人は、お客さんに「イギリスに帰れ」と言われた。)

ともかく、その3枚目の写真で、はじめは笑っていたクラス全体が徐々に笑みを失い、わたしの顔色をうかがった。わたしは、(多分怒りで)震えを押さえるので精一杯。本当だったら、教室を出て行けばよかったのだけれど、ここで何か議論を始めても始まらないし、クラスの殆どが何かを察してくれていたので黙って席で震えを押さえていた。

その日から今日で一週間。わたしは未だに彼女の顔をまともにみることは出来ないし、彼女がいる前で英語を話すのが怖い。先週末、何度も何度も時間をかけて考えた結果、教授に話しにいった。今後のこともあり、デパートメントの責任者に話を持っていくことになった。

彼女が嫌いになった訳じゃない。一週間経った今思うことは、悔しかった。自分の英語に。彼女の取った行動に。悲しかった。彼女が笑って言ったことに。

今回の件で、Conceptualというカテゴリーについて考えたし、調べたりもした。その時間は決して無駄ではなかったし、これからもわたしはConceptualというカテゴリーへの興味は持ち続けるだろう。これは、少なかれ彼女のあの写真のおかげと言ってもいいかもしれない。それだけは感謝したいと思う。













Monday, September 12, 2011

本家と分家

このブログが本家なのだから、やっぱり、本家から先に写真をUPするのが筋なんだろうな。
とは言え、成績が関係するとすれば、本家だぁ分家だぁ、そんなことを言っている余裕はないよね。でも、やっぱり本家のこっちのブログを怠るわけにはいかないし・・・・。

まぁそんなことを考えながら、本日のブログを書いているわたしです。

 この写真は先日まで他大学の美術館で飾っていただいたものの、カラー&デジタルバージョン。前学期までは白黒フィルム一筋で参りましたが、去年のクリスマスで新調したデジタルカメラもあることですし、また、今学期はカラー写真を学んでいることもあり、同じ場所に行き、今回はカラーでそしてデジタルで撮ってみました。フィルムとデジタルではこんなにも違うのかと、かなり驚いたわたしです。

いまさらですが、やっぱりフルセンサーにすればよかった・・・・(泣)

まぁ、お金にもっともっと余裕ができ、大学を無事に卒業し、そして、ちゃんとした仕事に就いたときには、本当に自分の必要なものがわかっているころだと思うので、そのころにはちゃんと自分のニーズにあったデジタルカメラを購入しようと思っています。(いつになることやら)

Saturday, September 10, 2011

新学期が始まり・・・

新学期が始まり、なんとか2週間が過ぎ、一応まだ生き残っている(笑)

今学期は4つのClassを受講しているのだけれど、そのうちの一つはWriting。これが、かなりの難関で、まだ2週目が終わったばかりだと言うのに実は泣きそうなぐらいキツイ。が、とりあえず、授業料は払っていしまったし、ここでこのClassを諦めても、結局は卒業までには絶対に取らないとならないClassなので、とにかく本当にとにかくPassするしかないと腹を決め頑張ることにした。とにかく、単位を落とさないことを最悪の事態とし、出来ればBぐらいは取れるようには頑張るつもり。
(でも、やっぱりGPAは落としたくないなぁ)

今学期はClassごとの課題が多いので、1日のScheduleをしっかりと立てれる様に1週間表なるものを作ってみた。まず縦軸を午前9時から午前1時まで分け、横軸を日曜日から土曜日にわけた。次にClassのSchedule、仕事のSchedule等を書き込み、その日ごとにどれだけ空いた時間があるのかを把握できるようにした。そして、毎週月曜日の決まった時間に、1週間から約2週間の 大まかなScheduleを立てることにした。

この表の結果かどうかは分からないが、今週まではとにかく課題は遅れずに提出できている。ただ、不便なのはMoleskineの手帳とこの自作1週間表なるものを一緒に持ち歩かなければならないこと。MoleskineのWeb Siteで来年のPlannerのCatalogを覗いてみたけれど、自作1週間表とPlannerが合体したようなPlannerは見つからなかった。PlannerをPoket sizeからLarge sizeに変更することも考えてみたけれど、やっぱりいつも持ち歩くPouchに入れることを考えると、Pocket sizeが一番都合が良いと思いSize変更は諦めた。

こんな試行錯誤工夫の毎日が2週間。Writingのクラスは徐々にHardになりつつあり、他のどのClassもAssignmentだけでなくProjectも加わり、限られた時間ですべてをこなす為にはSchedule通りに正確に動かねば、すべてをこなせないと思うほど余裕がなくなりつつある。
(とか言いながらこのBlogを書いているのだから、まだまだ余裕はあるんだろうなぁ)

とにかく、今学期はかなりHardです。マジで、Hardです。


Blogと言えば、WritingのClassでもBlogを書かされています。くだらないことを書いてはいますが、気になった方は覗きにいってやってください。写真を時間が許す限り毎日載せてみようと考えています、どれだけ続くか分かりませんが。(写真魂ブログスポット)

このBlogの次回の更新はいつになることやら・・・・。