Wednesday, January 12, 2011

No More WAR

どうもいろいろな事が繋がっているようで、
2010年の夏からずっと、WWIIから完全に抜け出せなくなっているわたし。

先日、この繋がりについてすこし話しましたが、本当に、しりとり遊びのように繋がっている気がするんです、わたし的には。

まずはじめは、夏に日本に帰国した際に初めて聞かされた、母方の祖父の戦時中の話。祖父は飛行機乗りでした。特攻に出向く瞬間に病気になり、命拾いをし、その後、特攻隊員の教官を務めたとのことでした。

そして、2010年のクリスマス。同居人のTylerの伯父さんの家に遊びに行ったところ、壁にあったPurple Heartを見つけ、伯父さんのお父さんの話を聞きました。伯父さんのお父さんはWWIIに参加し、ダガルカナル攻防戦で日本兵と戦いました。不思議なことに、わたしの父方の祖父のお父さんは同じダガルカナル攻防戦に参戦し、戦死しました。伯父さんのお姉さんのお家に、伯父さんのお父さんが残した、数少ないダガルカナル攻防戦の時の日本人捕虜を写した写真が今も残されているそうです。当時の日本兵は、敵の捕虜になることは日本人として恥とされ、殆どの兵士が捕虜にはならず、自害したそうです。

そして、先日まで読んでいた「ねじまき鳥クロニクル」の間宮中尉のシベリア抑留のはなし。

父方の祖母の弟(大叔父さん)は、間宮中尉と同じく、シベリア抑留からの帰国者。大叔父さんは、間宮中尉とは違い手足は失わずにはすみましたが、ロシア人に何度もひどく殴られたことにより、片方の耳が聞こえなくなり、もう片方の耳も不自由です。

本日Tylerの伯父さんから電話があり、写真を彼のお姉さんのところから取り寄せてくれたそうです。どんな写真なのでしょうか。とても興味があります。

今学期のPrintingのクラス、テーマを「No More War」にしようかと思っています。

そして今日は、19日までの一つ目の課題のために、祖父が乗っていたと言う零戦を描いています。

この世から戦争がなくなりますように。



- Posted from etsphone