Monday, September 1, 2008

警報

先ほど、警報が解除されたようです。
今晩ユタは嵐が来ておりました。洪水警報が出ていましたが、先ほど解除されたようです。
せっかく見ていた教育番組(PBS)が警報が出されたという報告のため途中で中断されてしまったりと、すごく残念な一日の締めくくりとなってしまいました。でも、すごくいい番組をみましたよ。

先ほど見ていたのは、「Grand Duchess Olga Alexandrovna of Russia (June 13, 1882 – November 24, 1960), 」というロシア王室最後のプリンセス、オルガについてのBiographyでした。
そういえばロシアにも王室があったんだっけなぁ・・・などと、遥か昔に勉強した世界史の授業を思い出しました。やっぱりウル覚えなので、言葉が適切でない場合があります。ご了承ください。

彼女の父親はアレクサンダー3世で、ロシア革命でロシア王室が崩壊する少し前に亡くなりました。彼女は王室でお姫様として育てられ、両親が決め た?人(ゲイ)と結婚。結婚後のある日、ダンスフロアーで知り合った男の人に恋をし、離婚。そして看護活動をしながら、恋を温め、最愛の人と再婚。すぐそ の後、ロマノフ王朝が崩壊し亡命。崩壊後はロシアにいたほとんどの王室血族者は囚われ殺されたのですが、彼女は他国に亡命して助かりました。他国の親戚に 保護されるも、ナチ侵略等により亡命を繰り返す。最終的な亡命先のカナダには再婚相手とその彼との子供2人を連れて亡命し、生涯をそこで閉じます。
彼女の親族はヨーロッパの中の他国の王室と親戚関係であったりと、夏休みは何処何処の国で過ごすのがいつも、なんていうすごいお金持ちでした が、王朝が崩壊してからの彼女は亡命亡命で幼少時代の生活からは考えられないような全くの貧乏を強いられました。カナダでは、農家として生活をしていまし た。

なんだか、すごく切ない、そして寂しいお話でした。
でも、彼女が写っている写真は、どんなスナップ写真でも必ず笑顔で、とても魅力的でした。なんか、頑張る力を与えられたような気がしましたね。

なんてちっぽけなことで、私ってくよくよしているんだろう?って番組が終る頃には思いました。History Chanelもいいけど、PBSもたまにはいいね!