懐かしいK氏と、
新橋にておいしいお酒をご馳走してもらい、
とても良い気分で電車に乗りました。
最寄り駅に着くと、外は雨。
雨の中を家まで歩いていると、
なんだか涙が出てきました。
空と同じように、涙が流れ落ちました。
涙が
いつまでもいつまでも、
あとからあとから流れました。
再会出来た古い友人たちの顔を思い出しながら、
今回会えなかった友人たちの顔を思い出しながら、
家まで歩きました。
雨がわたしの顔を洗い流してくれました。
涙で濡れた頬をきれいに洗い流してくれました。
彼らが言った言葉
「日本に帰っておいでよ」
出来ることなら、
彼らともっともっと一緒に時間を過ごしたい。
そう思ったら、また涙がこぼれ落ちました。
いつか、必ず、帰ってこよう。
彼らともっと一緒に時間を過ごすために、
帰ってこよう。
そう心に誓い、家の門を開けました。
新しい友人たちも、古い友人たちも、
わたしの大切な家族。
日本という大きな家で、
わたしの帰りを楽しみに待っていてくれる、
わたしの大切な家族です。