写真というものは本当に難しいものだと最近痛いほど身にしみます。
カメラから始まり、レンズ、カメラ本体、フィルム、フィルム現像液、現像時間、タイミング、水温、引き伸ばし機のレンズ、引き伸ばし機、フィルター、光の時間、印画紙、ネガティブキャリアーの枠の形、印画紙現像液、現像時間、温度、タイミング、水洗いの時間、乾燥のしかた、額装。
これらすべてが上手く整って一枚の写真が出来る。
最近これを痛感するのです。
今までほとんどが感覚でやってきたけれど、ある日、気づくことになりました。
すべての状況が自然に上手く整うには、長年の経験と努力、または天性の才能のどちらかです。
わたしには天性の才能があるとは思えない、ならば経験と努力と勉強が必要ということになる。
まだまだ出来損ないの子供達しか生み出せないわたしですが、いつかカメラやレンズ、フィルム、印画紙、それぞれの現像液、現像時間等、それぞれの良いところをしっかりと的確に引き出してやり、わたしらしい個性の強い子供達を生み出してやりたい。
勉強を進めれば進めるほど、そんなことを考える今日この頃。
まだまだ始めたばかりだけれど、きっと一生付き合っていくことになりそうだから、時間がかかってもちゃんと理解していきたい。子供を育てるかのように、しっかりと向き合っていきたい。
さて、このやる気はいつまで続くかな?