なんとか春学期が終わり、徐々に日本に帰る用意をしている、そんな日々が始まりました。先日やっと衣替えも終え、少しずつ古いものを家から出したりしています。断捨離まではなかなか到達出来そうにありませんが、自分のペースで無理なく進めて行こうと思っています。
さて、今回の春学期ですが、本当にシンドかった。精神的にも体力的にもきつかった。それでも何とか学期末の課題は仕上がり、提出までこぎつけることが出来、ホッとしました。
学期の真っ只中、美術なんて辞めて経済学部のみの卒業でいいじゃないかとか考えたり。自分は何のために、なぜ美術を学んでいるのかわからなくなり何ヶ月か悩みました。
実は、今学期から新しく入ったインストラクター(院卒生)との考えの食い違いにより生じた摩擦が原因なのです。(
まぁ詳しい話は省略するとして)
なぜ美術を学ぶのか、学びたいのか。
まだまだ考えています。ただ、今わかることは、アーティストに成りたいから美大に通っているのではなく、美術とはなんだろうと思ったから、美術を学びに美大に通っているのです。どの様にそれは作られたのか、どんなコンセプトが元なのか、それを見たわたしは、どの様に感じたかを上手く言い表す事ができる様に。
美術は面白いです。何故って、言葉に言い表せない言い表し難い感情等をアートによって表現する人がいれば、そのアーティストが言い表せなかった感情等を、手法や使われた材料から分析し、上手く言葉に表してしまう人がいる。
言葉でも人を傷つけることもあるけれど、写真やフィルムという分野では映像や画像によって人を傷つけることもあることに今更ながらに痛感したり。
今学期は友人、クラスメートには何度も助けられました。ありがたいです。
今は、「自分の人生なのだから、目一杯自分の思うようにやっていこう!先日、癌で亡くなった友人の分まで目一杯生きていこう」、そう思っています。
どうぞこれからもよろしくお願いします。